なごり雪


このところの陽気に、若干浮かれていたら突然の春の嵐に、
お天道さんに叱られたような気持ちになりました。

居間の窓を開けると、お隣の屋根が雪化粧。
その、屋根の向こうを眺めると・・・・

鉛色の空に、工場の煙突は 溶け込んでいます。

窓辺には、菜の花が。
この菜の花、実は青梗菜(チンゲンサイ)

葉っぱは食べて、芯コは鑑賞。
進んだり戻ったりする、季節の歩みだけれど
決して停まる事は無いのですね。
世に発つ娘 戒めしかな 春の雪(邪無)