深川めし(駅弁)


さてさて、今日からゴールデンウィークまでの間、
ここ福島県白河市で暮らします。
四月半ばだというのに、この寒さ!
こちらは、まだ桜のつぼみも固いようです。
寒いといっても、今日は1日 
電車を乗り継いでの移動だけですから、
寒さの苦労より、乗り物疲れのほうがきつい感じです。
丸々八時間の移動でした。
そんな中で、楽しみといえば 昼めししかな~い!
東海道新幹線の車内では、タイミングを逃してしまったので
13時30分過ぎに 東京駅で、「深川めし」を購入しました。

何処より品揃え豊富な、東京駅の駅弁屋で
不思議と悩まず、決まってしまって、
我ながらちょっと驚きです。

本来の「深川めし」というのは、
アサリのむき身を 味噌汁の具にしたものを
茶碗や丼にのせた米飯にかけたぶっかけ飯のことです。
まあ、そんな汁飯しを駅弁にするわけにもいかず
この駅弁のメインは、穴子になっています。
上品な味付けの炊き込みご飯に
ちょっと濃い目の味付けの穴子が乗っているのです。

見た目にあさりは 脇役のようですが
食べると、主役はこのあさり!
貝の旨味が凝縮されていて、
佃煮ほど、煮しめられていないので
あさり本来の味が存分に発揮されています。
このあさりだけ、売っているなら
買って帰りたいくらいです。
あっさり決めた割には
このインスピレーション、大正解でした。