ライブハウスめぐり


カントリーの聖地と呼ばれている、ナッシュビルは
お隣のテネシー州にありますが、
車で1時間足らずで行くことが出来ます。
四国中央市からなら、県境を超えて
観音寺市へ行くようなものです。
その名もミュージックシティーと言う
ライブハウス街へ行くと、
大きな通りを挟んだ両側から、
腹に堪えるようなベース音が
開けっ放しの扉から、溢れ出ています。

それぞれの店が、独自のカラーを表に出した
ライブをやっています。
基本にカントリーがあるのでしょうが、
あっちの店がフィドルであったり、
こっちの店はR&Bだったり・・・・。

客は、自分の好みの音を探して、
次々と店を渡り歩いて、
気に入れば、席について、飲み物を注文する
といった具合です。

したがって、我々などは、
1曲ごとに、店を変え
微妙に違った音色であったり、勢いであったりを
聴き比べながら、
渡り歩くのです。

我々以外にも、観光客は結構いて
同じように渡り歩いているアメリカ人と
あっちで会ったり、こっちで会ったりします。

もちろん、お気に入りのバンドを目当てに
そこでどっぷり浸かっている人々も沢山います。

幾度か通って、お気に入りの店ができたら
腰を据えて、ライブを楽しむと言うのが
本当の楽しみでしょうね。
しかし、出張者にはそのような贅沢な時間はありません。
物足りなさを覚えて居るところへ、
うまい具合と言うか、わなと言うか・・・・・

ちゃっかり、レレコード屋があって
うまい具合に、売上を伸ばしているようです。
それにしても、カントリーに特化したレコード屋で
これだけの品揃えはすごいですね。
ここだけでも、マニアには値打ちものでしょう。

小さなライブハウスだけではなく、
大きなコンサートホールも数カ所あって
年間を通して、有名所が多数コンサートをしているようです。
日本で言うと、武道館までは行かないけれど
渋谷音楽堂くらいの、ポジションはありそうです。(当サイト調べ)