このカメラは、一番最近(今日) 我が家に来たカメラです。
出張先(掛川)の友人から 譲り受けました。
お父上の、御愛用品であったという事で
末永く良い状態で、大事に保存しますから・・・・と
お預かりいたしました。
ミノルタフレックス3型です。
ミノルタフレックス3型は、
上下レンズ周りにBay1バヨネット、
セイコーシャ・ラピッドシャッターや
内面反射防止用バッフルを新たに採用。
スクリーン上の視差補正機構こそ無いが、
最短撮影距離は一般的な二眼レフよりも近接撮影が可能な0.8m。
シャッター・絞りレバーは指掛りが大きく、
操作性は非常に良好。それぞれの数値は、
ビューレンズ上部の小窓で確認可能。
ピントフードの固定バネまでも
一般的な二眼レフよりコストがかかるであろう方式が採られている。
スクリーンにフレネルレンズは入っていないのだが、
「フォーカス・アイ」という集光用凸レンズが
中央部分にに付けられています。
まあ、虫眼鏡ですね。
フォーカス・アイはエッジ部分に
ホコリが溜まりやすく、
中心がずれているものもあったりするので
必ずしも見やすいとは言えない面も。
でも、そんなピントグラスに写った絵を見ると
古い映画を見ているようで
写った景色までノスタルジックになるから不思議です。