我々が、塩塚頂上(1043m)へ
無酸素登頂に成功したその時、
まさに、飛び発とうとするパラグライダーが居ました。
今まさに、命がけのフライトへと
緊張の準備をしているパイロットに
無神経な登山者たちは、ゼーゼー言いながらも
下世話な質問を浴びせかけるのです。
物にもよりますが、高い物では
上のセールだけで60万円もするそうです。
さらに、ハーネスや背負う専用リュック等、
30万は掛かるそうです。
パイロットは、周到な安全確認をしながらも
面倒がらずに、答えてくれるのでした。
しかし、良い風が吹いてくると
そのタイミングを逃す訳にはいかず、
我々の次元の低い話に答えず
飛び立っていきました。
見ている者の方が、悲鳴を上げます。
ひんやりとした秋の風を一杯にはらんだ翼は
青空と稜線の境目に向かって滑って行きました。
それでは、テイクオフの瞬間を動画でどうぞ。
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