年中イルミネーション


「工場萌え」という本が出て
世間では、工場写真がちょっとしたブームだそうです。
四国中央市と言えば
巨大な製紙工場群。
ちょっくら、夜の工場を撮影してみました。

今日の昼間は 黄砂が飛んできて
空は霞んでいましたが
夜になって 大分晴れてきました。
それでも若干影響が残っています。
その黄砂の霞に工場の光が映って、
まるでSF映画のようです。

この大きな5つの物体は
石炭サイロです。
発電用ボイラーの燃料です。

ちょうど今夜(2010,11,12)は、チップ船が入港していて
大型トレーラーが忙しそうに駆け巡り
生き物のようなクレーンが
チップを咥えて、吐き出す様子が見えました。

ここへ来れば、クリスマスでなくても
年中、美しいイルミネーションが鑑賞できます。
工場の光なんて・・・・
と、思うかもしれませんが
不規則で規則的な、光の配置は
偶然と必然の合作で
作家が作るデコレーションでは 味わえない
一種独特なムードがあります。

京浜工業地帯では、
夜景見学ツアーがあるそうです。
四国中央市の工場群だって
十分鑑賞に値します。
機会があれば、ぜひ見学にいらして下さい。