わっぱ飯


この出張も1週間が過ぎました。
仕事の進捗も順調で、いよいよ佳境を迎えつつあります。
ホテルと現場の往復だけの生活ですから
夕食の紹介位しかネタは無いのです。
さて、今夜の夕食は
会津郷土料理の「わっぱ飯」
小ぶりなおひつに入って、味噌汁・小鉢がついて980円。

小ぶりなおひつと言っても、
正確には、セイロです。
いわゆる曲げわっぱというやつで
一枚板を曲げて作った木の器。。。
本来は郷土伝統の弁当箱だそうです。
ここに、お米と具を入れて蒸し炊きにしてあるのです。
蓋を取ると!
一瞬湯気で、カメラのレンズは真っ白け。
その湯気の香りがたまらない!!
湯気の向こうに現れたのは・・・・

具沢山のわっぱ飯登場!
向こう正面から、時計回りに
錦糸玉子、山菜、山形地鶏、米沢牛筋煮込み
地元福島産コシヒカリは、ちょっと柔らかめの蒸し炊き状態。
醤油で味付けがされています。

地鶏は、見た目より歯応えがあり
ピリっと胡椒が効いている。
硬めの肉は、噛むほどに味わいのある
ブロイラーとは別物の食感です。

そして、牛筋。
これは、地鶏と逆に肩透かしのような柔らかさ。
筋のコラーゲンの部分がとろける感じ。
缶詰の牛肉を思い出しましたよ。

もともと、家から持ってきた弁当を
現場で温めて食べたのが起源だそうです。
蒸し炊きにすることで、栄養分が逃げずヘルシーだと、
会津を中心に、この辺りの郷土料理として
最近人気だそうです。
しかし、茶碗によそったら
4杯分もありましたが・・・・・。