アラジン復活


先日ご紹介した、アラジンのストーブ。
整備も完了し、いよいよ復活することになりました。
全体がホーローなので、案外古い汚れも
綺麗に落ちましたよ。
そして、芯のメンテナンスも完了したので
灯油を入れて、点火してみましょう。

灯油を入れてから、芯に浸透するまで30分ほど待ちます。
何といっても、26年ぶりです。
芯を、数ミリ出して、マッチで火を着けます。
火は、ゆっくりと芯に廻っていきます。
この時、素早く筒を起こさないと、ススが出るんです。

筒を起こしたら、窓から炎を見ながら
芯の出具合を調節します。
アラジンのストーブの、このシリーズは別名
「ブルーフレーム」と呼ばれますが、
それは、この青い炎を指すんですよ。
芯の出が少ないと、黄色い炎。。。
芯が出すぎると、赤い炎。。。。
ブルーフレームになるよう、ピンポイントで調整します。
久しぶりの点火ですが、穏やかな炎に落ち着きました。

ファンヒーターのように、電動のファンがないので
全くの無音。
ヤカンから、ほんのり湯気が昇ってないと
火が着いていることを、忘れそうなくらい。
対流式ストーブは、反射式ストーブと違い
近付いてもそれほど暖かくないんです。
ただ静かに、空気を対流させて
じんわり暖める。。。。。
時の流れが、ゆっくりになったような・・・・。
この感じ、なかなか、良いです^^