ある日の昼食


夕食は、こちらならではの食事を楽しんでいますが、
昼食は、違う意味でこちらの味を、これまた楽しんでいます。

屋台よりは少し立派で、
一応扇風機があって、何とか涼しい。
そんなそよ風でも、有り難さを感じる暑さなんです。
お父ちゃんと、お母ちゃんと、小学生くらいの息子と、
3人で切り盛りしている
大衆食堂のようなところ。。。。

オープンキッチンで、目の前で料理を作ってくれます。
たっぷりの香草を使うので
店内は、一種独特の香りが充満していますよ。
慣れたら、きっと
食欲をそそる香りなんでしょうが、
まだまだ修行が足りないので、
ちょとキツイ。

テーブルの上には、箸立てがあって
スプーン、フォーク、箸、金属製のレンゲが立っています。
なかなか味のある風景でしょう?
今日のランチのメインは、炒飯。

目玉焼きが乗って、ナシゴレンのようです。
味は、中華の炒飯とほとんど変わらない。
けど、微妙に香草は効いていますよ。
青唐辛子も添えられています。
そして、これにスープが付いています。

もやしとニラのスープ。
豚の柔らかく煮たのがたっぷり入っています。
甘辛い味付けになっていますが、
これに、各自が好みの味付けをプラスするんですよ。

左手前は、言わずと知れた唐辛子。
その奥は、辛子の酢漬け。
その隣が、唐辛子の油漬け。
その手前の黒っぽいのは、焦がした唐辛子。
そして、ベージュの粉はなんと砂糖です。
今回の実験で判ったことは、辛子が効き過ぎたからといって
砂糖を加えても、激辛が抑えられることはなく
逆に、辛味成分が引き立つ。。。。ということです。
そして、どんどん食べづらい方向へ
味が変化していく。
そんなこんなの試行錯誤を繰り返しながら
徐々に、お口が現地化していくのでした。