桜と蜜蜂と花粉とパン


仕事場の駐車場の桜の花が、一気に花開きました。

この桜は、「中国実桜」といって、
さくらんぼが採れる種類の桜です。
ソメイヨシノに比べると、かなり早い開花です。

桜の花には、沢山の蜜蜂がやってきて
忙しそうに蜜を採集していますよ。
こうやって、蜜蜂が蜜を獲りに来ることによって
桜は受粉し、さくらんぼが出来る。
生命の循環サイクルが順調に回転してますね。

働きバチが、花の奥にある蜜を吸おうとして潜り込んでいるうちに、
からだに生えている細かい毛に花粉が付いてしまいます。
蜜を吸い終わった働きバチは、足にあるブラシに、
いま吸ったばかりの花蜜をつけて湿り気を与えます。
その後、空中に飛び立つと、自分のからだに付いた花粉を
ぬれたブラシでこすりながら少しずつ丸めて、
後ろ脚の花粉籠というところに集め、
一本のながい毛を串がわりに花粉だんごをつくります。

こうして巣に持ち帰られた花粉だんごは、
巣の中の働きバチにかみ砕かれ、
巣房の底へと押し込まれます。
そして、巣房がいっぱいになるくらいたまると、
その上にはちみつを塗られて、
蜂パンという保存食として蓄えられるのです。
みつばちがパンを作るなんて・・・・。面白いでしょう^^
ああ、
こんがりトーストに蜂蜜付けて食べたくなってきたぞ(笑)
ちょっと違うけど・・・^^