春の野辺


ちょうど1週間前にリサーチした場所の、
つくしの成長具合を、仕事帰りに覗いてみました。

この1周間の間に、すっかり出揃って
はや、開きすぎている程ですよ。
ここへ行けば、レジ袋一杯くらいなら、
ものの5分で採れますよ^^
ちょうど夕陽が、野辺の草花を照らし
何やら荘厳な感じさえします。

そこに生きている草花は、ホトケノザやナズナなどの
普段なら気にも止めないような
雑草と呼ばれそうなものばかり・・・。
ところが、西陽に真横から照らされると
妙に立体感があって
生命力に漲っているようです。

つくしを見に行ったのに、ついついナズナばかり撮っていた^^
ナズナの別名を「ペンペン草」と言います。
「ペンペン草が生える」というのは、
手入れを怠った田畑に、ナズナが蔓延(はびこ)ってしまった様子。
「ペンペン草も生えない」というのは、
ナズナのように生命力のある植物でさえ生えない荒れた様子。
同じナズナが、全く逆の意味で使われるのも面白い。
まあどちらにしても、ナズナとは昔から、
生命力の塊のように受け止められていたんですね。

今日は、あの大震災から丸2年の日。
出来ることは少ないですが、
いい意味で、ナズナの花咲く
彼の地になって欲しいものです。
今週末は、今年2度めの福島行きを予定しています。