障子の張替えやってみた


この連休を利用して、障子の張替えに挑戦してみました。
親父が最近まで喫煙していたので、その部屋の障子が黄ばんでしまって
部屋がすっかり暗くなっているのです。
ホームセンターで障子紙と糊を購入して来ました。
さあ、やってみましょう。

部屋の中なら、濡れ雑巾などで濡らして
糊を柔らかくするらしいのですが、
天気も良い事ですので、アウトドアでDIYと参ります。
最初、障子を立て掛けて水をかけていたのですが
障子をベタに置いて、桟の枠の中に水を貯める感じで
シャワーしてやると、案外剥がしやすいことに気づきました。

ある程度水を吸ったら、端から剥がしていきます。
面白がって、穴を開けていたら
それは剥がしづらくなることにも気づきました。
端から丁寧に、ずるずるっと剥いでいくのがいいようです。
どうです。見て下さい。この紙の色の違い。
これがニコチンとタールの色ですよ。

さて、剥がし終えたら
桟の埃を拭きとって、後はしばし乾燥です。
ここで一句。
☆薫る風破れ障子をすり抜けて(邪無)

桟が充分乾燥したら、いよいよ障子張りです。
ホームセンターで売っている専用の糊は、
先端が桟の幅になっていて、
桟にそって塗りやすいチューブになっています。
説明書には、薄く塗っても大丈夫と書かれていますが、
実際、あんまり薄いと、ロール状の障子紙のクセの力で剥がれてきます。
逆に、ある程度たっぷり塗ってはみ出しても
乾けば目立たないので、多めに塗ったほうが捗りました。

障子紙は、コーナーを先ず合わせ縦方向の真っ直ぐを見ながら
ロール状の障子紙をを転がしながら貼り付けていきます。
張り終わったら、カッターナイフで余分な所を切り飛ばします。
この時、せめて1mくらいはある物差しや定規があると良いでしょう。
最後に、霧吹きで水をかけたら出来上がり。
乾いた頃には、見事にピンと貼った障子の出来上がり。
生まれて初めて障子の張替えに挑戦しましたが、
案外上手いこと貼れましたよ。
部屋もかなり明るくなりました。
また、天気の様子を見ながら計画しないと・・・・・。
まだ倍以上の障子が、我が家にはあるんですよ。