UCHU wagashi


京都で暮らす長女が、土産を持って帰ってきた。

白い紙袋に、「UCHU」と書かれている。
UCHUの下に wagashiとも書かれている。
和菓子なのに、アルファベットのロゴというのが、
ただならぬ思い入れみたいなものを感じた。
紙袋の中には、小さな、軽い箱が2つ。

1つ目の箱は、筆箱くらいの大きさ。
「京都ものがたり」というタイトルが付いている。
箱の表の絵は、色を使ってない。
京都の主だったアイコンを、線画で描いているだけ。。。。

さて、中身は落雁だ。
こちらは、淡い色で溢れている。
同封されている栞にはこう書かれている。
「人をわくわくさせたり、しあわせにする和菓子」
目指しているのは、今の和菓子をつくっていくこと。
それが100年後、新しい文化になるのだ・・・・。

以下はホームページの紹介文から・・・。

選びぬいた素材と和三盆糖でつくる落雁。
伝統ある純日本糖の和三盆糖。
黒砂糖をまろやかにしたような独特の風味があり、
スーッととける口溶けの良さ、淡白さなど、
他の砂糖にはない特質を持っています。
たくさんのミネラル分が含まれおり、
何よりも手作りで丁寧につくられる最高級のお砂糖です。
UCHU wagashiの落雁は、和三盆糖の風味と口どけを大事にしています。
和三盆糖の良さをそのままに、いろいろな素材と組み合わせることで、
現代的で他のどこにもない、あたらしい落雁をお届けしています。


もう一つの箱は、色がある。
銀杏型の、カラフルな模様。
なんと、中身もイラストのまんま。

淡い色合いの銀杏型が、5色。
さて、ここらで一つ 味見。
ご想像の通り、瞬時に溶けて、
奥ゆかしい甘さが広がる。
この扇型は、例えばお茶菓子として供する時、
季節の風物に合わせ、形を作る楽しみがある。

秋には似つかわしくは無いけれど、
蝶の形に並べてみた。
こうすると、花の蜜の味になる。