鶴亀焼き


 

三島祭りの名物の一つが、

鶴亀焼きと それを買い求める行列。

今年も、30分ほど並んでゲットしましたよ。

 

並んで待っている時に、

焼いている様子をカメラに収めようとしたら、

おばちゃんが「テレビ局の人な?」と聞いたので、

思わず「そうそう(^_^;)」というと、

「テレビの取材は、お断りしよるきん」

とおっしゃっておりました(笑)

 

 

つまり、取材依頼がしょっちゅう来るほど

希少な存在だということでしょう^^^

調べてみると、高知県の津野町に一軒あるだけ。。。。

どうやら、全国でも伊予三島と津野町しか現存していないようですよ。

 

 

人気の秘密は、第一に鶴と亀のその形。

鶴は千年、亀は萬年。。。いわゆる縁起物として有難い。。。

そして、なんと言ってもその素朴な美味しさですね。

 

材料や味わいは、たい焼きなどと同じで

生地にあんこを挟んで、鉄板で焼いたもの。。。

 

 

しかし、どこかたい焼きなどとは一線を画す

もっちりとした味わいがあるんです。

それは、生地の調合など

材料にも秘密があるのかもしれません。

しかし、この鶴亀を焼くシステムにも

秘密があるような気がします。

ホットサンドを焼くような、鉄型の中に

生地を流し込み、あんこを乗せてさらに生地をかける。。。。

鉄型を閉じて、ひっくり返し火にかける。。。。

この昔ながらの鉄型ホットサンド製法が

毎度行列を生む、美味しさの秘密なのではないでしょうか?

おばちゃんが、その鉄型を10本ほど操って、

次々焼き上げていく様子を見ていたら、

30分ほどの待ち時間は、あっという間ですよ^^