2014年宇宙の旅


今日から11月。
空気が凛と冷えてきて、星空の観察に良い季節になりましたね。
天体観測に因んだ、素敵なソフトウエアをご紹介しましょう。
「MITAKA」という、無料のソフトですが、
素晴らしいソフトですよ。

Mitaka は、 国立天文台 4次元デジタル宇宙プロジェクトで開発している、
天文学の様々な観測データや理論的モデルを見るためのソフトウェアです。
地球から宇宙の大規模構造までを自由に移動して、
宇宙の様々な構造や天体の位置を見ることができます。
このソフトウェアは2003年6月の4次元デジタル宇宙シアター一般公開から、
上映用のソフトウェアとして使われてきました。
2007年からは、国立天文台の敷地内に完成した
立体ドームシアターにて上映に使用されています。

基本的には、国立天文台の立体視シアターの上映用ソフトウェアとして開発していますが、
1台のPCでも動くように設計されていますので、
このソフトをインストールすることで、
プラネタリウムと全く同じ映像を見ることができます。
さらに、3次元プラス時間の4次元で、
宇宙旅行ができるようになっています。

様々な視点から宇宙を見ることができます。
太陽系から飛び出して、銀河系の果て
さらには、宇宙の果てまで旅することができます。
途中で、ターゲットを指定して
ズームイン、ズームアウト、あるいは着陸もできますよ。

このソフトは、進化し続けています。
最新バージョンは1012年の6月。
ある程度の動作環境が必要ですが、
WIN7で、コア2デュオ以上の最近のパソコンなら
問題なく動きそうです。
また、派生ソフトも出ていて、Mac用も開発されています。

全画面で、ダイナミックな宇宙旅行をお楽しみください^^