古木里庫のみの市(木の時間)


仁尾町の、父母ヶ浜を望む風光明媚な場所にある
一見倉庫のような不思議な場所。

元々は、建築業であり建具屋さんである菅組さんが
古い建具のリユースや、薪ストーブの展示など、
木にまつわる、様々な物を提供する場所です。
そこで今日は、「木のじかん」と名付けられた
蚤の市を開催していましたよ。

従業員総出で、イベントを盛り上げているのでしょうね。
駐車場の整理から、入口での案内も、
スタッフみんな笑顔で、気持ちの良いお・も・て・な・し。

入口を入ると、まるで古民家のような創り。
古い家屋の材料をリユースしているのでしょう。
新しいけど懐かしい。。。。。そんな空間です。

薪ストーブのコーナーでは、
実際に薪が焼べられています。
このストーブの右側にあるのは、オーブンですよ。
煙突でつながっていて、
ストーブの熱で、オーブン料理ができる仕組み。
家の構造が許すなら、是非とも導入検討したいところですが
我が家の場合、設置するところがありません。
羨望の眼差しで眺めるだけ・・・・。

さらに奥に入っていくと、
柱、梁、棚板、天板、欄間、格子戸、障子、アンティークガラス、
古民具・古道具など300点以上が展示されています。
昔懐かしい、ガラスの引き戸などは、
その建具も然ることながら、模様ガラスが貴重ですね。
ここはある意味美術館であり、
博物館でもありますよ^^

常設の展示品以外に、今日は様々な木工製品や
木造りの建物に似合った照明器具なども展示されています。。
また、大木の皮を昔ながらの手斧で削り取っていくパフォーマンスや
「せとうち暮らし」の編集長が誌面で語りきれない島の魅力や
編集部のおもしろエピソードなどを紹介する島トークも開催されました。

木のコースターを創るワークショップも開かれていました。
半田コテを利用して、イラストを描いていく。。
子供たちも夢中に取り組んでいましたよ。

さて、我々食いしん坊隊は何か食べないわけには収まらない^^
ギャラリースペースが、今日一日だけの「島かふぇ」になってます。
島Aから、島B、島Cと3種類あったんですが、
BとCが既に売り切れ。
仕方なく、島Aプレートをいただきました。

小豆島の「うみねこかしや」が創るクッキーと
直島の昔懐かしいロールケーキ。
仕方なくだったけど、これが中々の美味さで、
しかも、カフェのスペースがめっちゃリラックスできる。。
すっかり寛いでしまいました。
因みに島Bプレートは、小豆島の蛸漁師自慢の蛸めしで作ったおにぎり。
島Cプレートは、三豊の幻のパン屋さん「チームさくら堂」の
オリジナルベーグルサンド。
どれも、また機会があれば食してみたいものですね。

カフェスペースの2階は、
カウンター越しに瀬戸内海の風景が広がっていて
ホント、贅沢な環境ですよ。
スタッフが創る穏やかな空気の中で
まるで親戚の家に遊びに来たように
ゆった~~~り過ごしたのでありました。