小説の門


 

蔦屋のある交差点で、信号待ちをしていると

真横にある看板が、気になって仕方ない。

 

JAM_3898

なんで?なにが?

「小説の門」って??

 

おこわ、と書かれているし、

お食事処とも書かれている。

 

おこわ専門のお食事処って、

一体、どんなメニューがあるのやら・・・・。

 

腹も減ったし、入ってみましょうか。

 

 

JAM_3899その店の佇まいは、まるで老舗の旅館のよう。。。

ちょっと、敷居が高いような。。。

とはいっても、おこわですから

優しさはあっても、怪しさは無いでしょう。

 

 

 

 

JAM_3912

 

 

さて、思惑通り、優しさ溢れるおこわが 運ばれてきました。

 

大きめのお盆に、一式が乗ったお膳です。

いろいろと、少しづつ有るところが

目にも楽しいですね。

 

いやいや、少しづつは訂正。

 

 

 

 

 

JAM_3920

この栗おこわの、栗の量はすごいことになってますよ!

 

餅米が艶々。

栗がふっくら。

 

赤飯もあったんですが、

おすすめの栗おこわにしたら、

これは、今まで食べた栗おこわとは全く別物。

 

お米そのものも、栗そのものも、

うまいっ!としか表現できません。

 

 

blog1

 

その他には、甘く味付られた、でっかい出汁巻。

 

クルミで和えられたこんにゃく。

 

雛飾りの様に、丁寧に盛り付けられた漬物。

 

お櫃のおこわは、お茶碗に3膳もありますよ。

 

JAM_3924

 

しかも、この豚の角煮が絶品!

おこわ屋さんに、なぜこのレベルの角煮があるのか、

これは、何とも不思議だ!

 

これだけで商売が出来そうなくらい

ハイグレードな角煮ですよ。

 

 

 

 

JAM_3934さて、デザートを頂きながら、店名の疑問を解きましょう。

その答えは、箸袋の裏に書かれていました。

 

「小説は、文章を通じて人に訴え感動などを与える事と思い

食事やお店を通じて、文化、感動を与える事が出来ればと

願『小説の門』と名付けました」

 

まさに、物語を感じるお料理。

たかがおこわ、されどおこわ。

すっかり感動させられました。