ツバメの赤ちゃん誕生


 

 

5月2日に巣作りが始まった、となりのツバメ。

最近、親鳥が巣に長く居るので

もしや、卵を抱いているのかなと思っていたのです。

 

JAM_7038

巣作り開始からちょうど1か月。

なんと!赤ちゃんが誕生しましたよ。

 

あんまり刺激を与えないように、

離れたところから、望遠レンズで観察しましょう。

 

 

JAM_7051

 

2羽の親鳥が、交互に餌を咥えて帰ってきます。

 

親鳥は、周囲に神経を張り巡らせていますよ。

 

レンズを向ける、こちらの気配を感じて

ギロリと睨んでいます。

普段、穏やかな感じのツバメですが

子を持つとやはり、厳しい表情です。

 

JAM_7074

 

午前中は、4羽しか見えなかったのですが、

その後、観察を続けるとどうやら5羽いるようです。

ところが、この最後に出てきた1羽は

どこか大人しいというか控えめというか・・・・。

 

口を開ける勢いがないから、親からの餌がなかなかもらえない。

 

 

しかし、親の方もちゃんとわかっているのか、

まんべんなく餌が当たるように心がけているようです。

 

手前の大口を開けたヒナの向こうの

大人しいヒナにもちゃんと餌を与えていました。

 

 

JAM_7085

巣のヘリに白い塊があるのがわかりますか?

実はこれ、ひなの糞なんです。

袋状になっていて、巣を汚さないようになっている。

そして、ヒナは自分の糞を、巣のヘリに押しやって

それを、親鳥が咥えて、巣の外へ捨てに行くんですよ。

巣が汚れて臭いが出ると、カラスや蛇などの

天敵に見つかってしまうという、自然の知恵なんですね。

 

 

さあ、これからどのように育っていくのか?

成長記録の続きはまた今度・・・・^^