昨年あたり、各地でこの「ANIMALS」が開催され、
その知らせが届くたびに、すごく興味があったんです。
それがいよいよ、高松美術館に来ることになり、
念願叶って、観に行くことができました。
写真では見たことがあっても、
美術館のロビーで、本物に出会ったら、
思わずニンマリしてしまいましたよ。
一応、実物大ということですが、
実際は、ひと回りもふた回りも大きいようです。
全て、木彫りの彫刻です。
独特のデフォルメが、まるで喋り始めそうな表情です。
例えばこのうさぎ。
リアルなようで、リアルでない。。。
かと言って、どこがリアルではないのか
考え始めると、よくわからないのです。
身近なうさぎでさえそうなんですから、
このシロサイになると、全くリアルにも見えてくる。
しかし、表情にはどこかに人間が隠れているようにも見える。
展示室内は、残念ながら全て撮影禁止でした。
従って、今日の写真は全てロビーに展示されていた
撮影OKのものだけです。
展示室と、ロビー展示を合わせて全部で60体。
それはそれは圧巻でしたよ。
展示室内には、檜造りの部屋が作られているんですが、
その檜は、伊勢神宮の遷宮に際し使われた
檜の残材を使っているそうです。
その、檜の部屋に収まっている姿が、
これまた、独特な趣がありました。
あと1週間、展示期間がありますので是非どうぞ。