伝説を暴く


 

四国中央市川之江に、「柴田のモナカ」という銘菓があります。

安永年間創業と言う事で、江戸の中期・・・・・

230年を超える老舗です。

 

「柴田のモナカで、お汁粉を作るとめっちゃ美味い!!」

という、言い伝えがあるのですが、

周囲にやった事があると言う人間は居ません。

頂き物で、柴田のモナカが数個あります。

しかも、嫁さんがウォーキングに出かけました。

 

 

本当にモナカで お汁粉が出来るのか

わたくし、体を張って実験して見たいと思います。

 

用意するのは、熱々に沸いたお湯。

後は、お椀とお箸とモナカとチャレンジ精神。

普通に買ったら、1個170円もするので

こんな実験、恐ろしくて出来ません。

特に、嫁さんが居るところでは・・・・・。

 

 

さあ、おもむろにお湯をかけますよ。

上等の皮から、香ばしい香りが立ち上ります。

で、一気に皮は形を失っていく。。。。。

しかし、アンは固いまま。

そこで、念入りに箸でまぜまぜ。。。。

餡子が黒くないので、なかなか汁粉っぽい色にはなりません。

 

 

だんだん、トロみが付いてきました。

しかし、見た目は良くないなあ。

さ!味見をして見ましょう。

おおっ!美味い!甘さもちょうど良い!

そして、とろけた皮が餅っぽい!

見た目は残念だけど、味は抜群です!

急にお汁粉が必要になったとき、

この手は使えますよ!

って、そんなときがあるかどうかは別として。。。。

どっちにしても、お客さんには出せんなあ。。。この見た目では・・・・。