モスクを訪ねる


 

宗教的な事件が起こると、

必ずアクセス数が伸びる記事がある。

以下は、4年前の記事です。

 

インドネシアは、世界で一番イスラム教徒の多い国です。

ジャカルタの中心部、独立記念塔のあるモナスの近くに、

イスラム教の寺院であるモスクがあります。

 

イスティクラルというモスクで、世界最大のモスクです。

日本に居ては、なかなかイスラム教に関わることなど少ないので

せっかくですから、勉強に行ってみました。

 

こちらではもっぱら、Tシャツに半ズボンで過ごしていますが

そのような姿では、モスクに入ることは出来ません。

日本の浴衣のような衣装を借りて、

それを羽織って中へ入れてもらいました。

 

どうです、この壮大な祈りのスペース。。。。

なんと!12万人が収容できるそうですよ。

拝殿近くに人々が集まって、

まさにお祈りが始まろうとしています。

 

どんどん人々が、集まってきます。

そして、普段着の上に白装束を纏ったりして

お祈りの準備をしていますよ。

大音響で、コーランが流れ始めました。

高い天井と、中心にあるドームに反響して

荘厳なムードです。

 

 

ひざまずいたり、また立てったり

そしてまた、床にひれ伏したり。。。。

ゆっくりとしたリズムですが、

見ていると結構ハードな動きです。

 

よく見ると、衝立を境に

男性のスペースと女性のスペースが分かれていますね。

そして、女性は皆、白装束に身を包んでいますね。

さて、私はこのような衣装に着替えていますよ。

 

 

まるでモンゴルの僧侶のようです^^

これで、仮りそめのイスラム教徒として見学するわけです。

世界中には、様々な宗教上の争いがありますが、

どのような宗教であれ、

民の幸せを最終目的にしているはず。。。

あらゆる争いの中でも、先ずは宗教上の争いから

無くすることが出来れば・・・と、思いますが、

そう簡単ではないんでしょうね。

 

ここ、インドネシアも一応、信仰の自由は認められています。

 

 

その証として、ちょうど真向かいには

キリスト教の教会が対峙しています。

気のせいかもしれませんが、微妙に緊張感を感じましたが、

きっと気のせいだと思います。