純信堂


 

 

四国中央市の、名所旧跡を紹介するシリーズ。

 

日本3大ガッカリ名所のひとつに、

「はりまや橋」が数えられているそうです。

 

確かに、川は流れていないし、そんなに大きくもないし

歌に歌われた割には地味な(色だけ派手な)橋ですね。

 

「土佐の高知の、はりまや橋で

坊さん かんざし買うを見た」

 

そのお坊さんの名前が「純信」と言います。

 

 

純信は、高知の竹林寺のお坊さんで37歳。

純信と恋愛に落ちたのが「馬」という17歳の少女。

はりまや橋でパパラッチにスクープされた後、

2人は駆け落ちします。

 

しかし、金比羅で捕まるんです。

関所破りの罪で・・・・・。

 

 

高知に連れ戻され、お白州で裁かれると、

馬は仁淀川より西へ追放。

 

純信は、土佐の国の外へ追放。

そして、この川之江へやってくるのです。

 

そして、純信は寺子屋を開きこの地の子供たちに

読み書き算盤を教えたそうですよ。

 

 

その後、この悲恋は成就することは無く

2人は離ればなれのまま生涯を終えます。

 

後世、2人の悲恋をいとおしみ

この川之江に、純信堂を建立し お参りしているという訳です。

 

はりまや橋を知らない人は無いけれど、

この純真堂を知る人は、かなり少ないでしょう。

 

もしもお近くにお越しの際は是非、お立ち寄りいただき、

恋愛成就祈願をされてはいかがでしょう。

 

 


ブエナビスタ。


 

 

 

「ブエナビスタ」 (Buena Vista) とはスペイン語で絶景を意味する。

まさに、その名の通り その店は絶景の中に佇んでいます。

 

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愛媛の湘南と例えられていますが、

湘南の住人から、湘南より美しいと言われたそうです。

 

目の前が海どころか、海に張り出した形ですからね。

自然との一体感はハンパ無いです。

 

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そして、その背後には手の届く距離で

線路が通っています。

 

それは、伊予鉄高浜線。

四国で最初に開通した歴史ある鉄道路線です。

 

 

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店へ行くには、この線路を横切ります。

 

一応遮断機はありますが、

人だけが通れる、小さな踏切です。

 

踏切を渡りながら、右を見ると

そこには梅津寺駅が見えています。

 

そう、その昔、一大テーマパークだった

あの梅津寺公園のあったところですよ。

 

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店内は、当然のごとく全席オーシャンビュー。

例えようのないリラックス感が充満しています。

 

バルコニーに出れば、潮風が直に感じられます。

 

 

 

 

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とにかく絶景を目の前にした、素敵なお店。

 

ぜひ、多く訪れて頂きたい、という気持ちと、

俗化されて欲しくない気持ちが交錯します。

 

 

 

 

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実はここを、さらに盛り上げる計画があるそうです。

ま、ちょいと私も、1枚噛まして頂いてるんですが・・・^^

 

これからの動向から目が離せない・・・。

サーフ系クロスポイントになる予感です。

 

 

 

 


三島名物?つるかめ


 

 

伊予三島の秋祭りは、東予地区で最後の祭りと言う事で

神社の境内に、所狭しと出ている露店が賑やかです。

 

露天商も、今年最後の稼ぎ納めというわけです。

昔は、もっと賑やかで、

お化け屋敷や、見世物小屋などの呼び声が響き渡って

お祭りムードを盛り上げていたものでした。

 

そういう、大きなテントが無くなったのは

ちょっと寂しいですね。

 

そんな中、今も昔も変わらず大人気のお店があります。

 

派手な看板も何も無いけど、いつも行列。

それが「つるかめ」です。

 

「つるかめ」って、他では無いと聞きますがいかがでしょうか?

 

どんなものかと申しますと・・・

 

 

まあ言ってみれば、たい焼きの鶴と亀バージョン。

鶴と亀、一対が1セットになっています。

 

中にはこしあんが入っていて、

もっちりした皮に包まれているというわけです。

 

 

たい焼きより 二回り小振り。

みんな、20個30個と買って帰りますよ。

 

サクサクもっちり、二口ほどで食べられるので

どんどん食べてしまう^^

 

 

「鶴は千年、亀は万年」のつるかめですから

お祭りにはぴったりのスイーツです。

 

30分待ちは当たり前ですが、

三島祭りに訪れたなら、行列にならんで見てはいかがでしょう?

なんと言っても縁起物ですからねぇ(笑)

 

三島祭りは、10月21日~23日です。

 


d-マガジン


 

 

先日、スマホを新しくした際に、

ドコモで、d-マガジンというサービスを導入しました。

 

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月々400円で、約80誌の人気雑誌が

いつでもどこでも読み放題というものです。

 

スマホでも、タブレットでも、iPhoneやiPadでも、

マルチデバイスに対応していて、

何時でもどこでも、雑誌が読めます。

 

 

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「新着雑誌」「雑誌一覧」「趣味」など

雑誌の表紙を見ながら選ぶことができます。

 

自腹では絶対買わないような、

スキャンダル誌も、女性誌等も、読み放題ですよ。

 

でも、袋とじはありませんでした。(笑)

 

また、旅行誌などすぐに役立つ本も見放題。

出張の移動時など、かなり使えそうでしょう?

 

 

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記事から検索することもできます。

 

また、気に入ったページはクリップしておいて

コレクションすることもできます。

 

そうそう、ドコモ以外でもIDさえ取得すれば使えるそうです。

 

月々400円ならすぐ元が取れそうな気がしますが いかがでしょう?

 

 

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しかし、付録は付いてきません。

 

タブレットで見て、付録が欲しくなり

結局紙の本を買ってしまった私は、

なんか、罠にはまったような気がしないでもないのですが・・・

 

どうなんでしょう??

 

 


讃岐うどん風グミ


 

 

うどん風味キャラメルの次は、

うどん風グミのご紹介。。。

 

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こちらは、あくまで「うどん風」であって、

「うどん風味」ではありません。

 

レモン味と書いてありますよ。

 

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しかし、字面から来る印象は、

どうしても「うどん風味」見えてくる。。。

 

 

デザインとコピーは、深層心理に絶妙に沁み込むんですね。

 

 

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さて、中身を見てみると、まさに半生麺。

このまま湯がいてしまいそう。

 

でもこれが、純然たるグミです。

 

 

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まあ、せっかくなんで砥部焼の丼に入れてみました。

ちなみに、この器は自作です。

 

 

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腰の強さは、讃岐うどん譲り。

生麺なら、かなり塩味ですが、

これは爽やかなレモン味。

 

 

見た目と味のギャップが愉快ですよ^^


象嵌細工を学ぶ。


 

 

先月行った、インドでのこと。。。

象嵌細工の工房を見学に行ったんですよ。

 

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タージマハルで、象嵌細工の耐久性を見て、

どういう風に作られるのか、気になっていました。

 

この工房では、主に大理石を母体としたものに、

様々な物をはめ込むという作業をしていましたよ。

 

作業は、その工程ごとに専門職がいて

分業で進めているようでした。

 

まずは、土台になるものに彫刻をしていく人。

堅い大理石を彫っていくために、

薬指と小指が、不思議な形で彫刻等をホールドしています。

繊細な作業で、しかも力が必要というわけです。

 

 

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その横では、埋め込むパーツを削りだしています。

手動のグラインダーで、パーツを細かく形作っています。

 

様々な玉石の色合いで、模様を作るんですね。

 

アメジストやメノウ等の半貴石のほか、

水晶や、ターコイズなどが使われているようです。

 

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パーツをデザイン通りに並べます。

土台に掘った窪みに、きっちり収まるように

細かく調整しながらはめ込みます。

 

 

 

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その時使う接着剤。

石灰系の、いわゆるセメントでしょうか?

 

 

 

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きっちり嵌め終わったものは、凸凹のないように、

砥石で平面を出していきます。

水で流しながら、砥石を掛けます。

 

 

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タージマハルでは見られませんでしたが、

このような螺鈿細工もあるんですね。

宝石のような輝きです。

 

 

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これらの製品の値段は、

出来上がったものの大きさではなく、

細工の細かさ、工程の多さで決まる。

小さくても、緻密な細工のものほど高価となります。

 

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これはテーブルですが、中に照明が内蔵されていて、

裏から透かして光るようになっています。

 

日本へも、宅急便で送ってくれるそうですよ。

我が家には、似合う部屋が無いのが残念です^^

 

 


マチトソラ芸術祭のソラへ行く


 

 

徳島県三好市で、「マチトソラ芸術祭」が開催中です。

「マチ」は主に池田町で開催され、

「ソラ」は東祖谷山村で開催されています。

 

 

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その中の「ソラ」会場を訪ねてきました。

 

東祖谷山村の落合地区は、その地区全体が

国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

 

その中に、長岡家住宅という建物が、

展示場の一つとして使われています。

 

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もともと、村の庄屋さんの家だったそうで、

古風で、重厚な、趣のある住宅です。

 

ここに、数名の作家さんが展示をしているんですが、

展示物に関しては、行ってみてのお楽しみということで・・・。

 

 

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一つ、おもしろかったのはピンホールカメラ。

 

昔、雨戸を閉めたら、節穴がレンズになって、

障子やすりガラスに、外の映像が

逆さまに映し出されるということがあったでしょう?

 

その現象を、ピンホールカメラに置き換えて

集落の風景を映像として捉えているのがありました。

 

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国が指定した、住宅群ではありますが、

この建物も個人のもので、

82歳になるお婆さんが管理しています。

 

毎朝7時半に 20枚の雨戸を開けに来て、

見学客が来るのを待っているそうです。

 

 

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この地区の見ものは、その古い住宅だけではなく、

それらを結ぶ、生活道路も歴史的資料です。

 

「里道(りどう)」と言って、

斜面を下る道と、等高線に沿って延びる道が

集落のフレームを形成しています。

 

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この写真が、その落合地区を写したもの。

谷を挟んだ、向かいの山の上から撮りました。

 

この素敵な住宅群の、半分以上が空き家だそうです。

 

さっきまで居た、「長岡家」を望遠で覗いてみましょう。。。

 

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そば屋を教えてくれた、あのムネさんが、

まだ縁側で油売ってる(笑)

 

こののどかな空気を味わっていると、

近頃、若者が移住してくるのが、わかる気がしますね。

 

 


スマートフォン機種変更


 

 

決して、新しい物好きの気まぐれではないんです。

2年縛りが解けるごとに、

順当に機種変しているだけ。。。。

 

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今回チョイスしたのは、GALAXY S5 activeという機種。

 

左の大きいほうが、これまで使っていた

GALAXY Note 2。

 

同じGALAXYシリーズの、順当な進化です。

 

GALAXY Note Edgeというのが

もうすぐ出るようですが、あえてS5を選びました。

 
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この S5 activeの最大の特徴は、

米軍の基準をクリアする、防水・防塵・耐衝撃機能。

 

つまり、アウトドアに向いているということです。

 

Note2の、Sペンでのメモや高解像度大画面など、

気に入っていたところは多かったのですが、

あえて、アクティブな方向性を重視してみました。

 

 

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防水・防塵以外には、これといった目立った特徴はない。

 

もちろん、CPUはクアッドコアになってるし、

アンドロイドも4.4になってるし、

カメラは1600万画素だし、

電池容量も2800mA/hとまあまあですが、

それらの数字は、今や平均的なもの。。。

 

6年前にスマホデビューした時のメディアスに比べると、

雲泥の差の、性能ですが・・・・・。

 

2014-10-13

 

また、これから2年間コイツとともに、

社会と交わってまいります。

 

 

まあ、機種が新しくなったからと言って、

発信する内容のセンスが向上するわけではないので、

これまでと変わらず、意識して精進してまいります。

 

 


祖谷そば古式手打体験


 

 

「マチトソラ芸術祭」を鑑賞するために、

東祖谷山まで行ったんですが、

「ここまで来たら、祖谷そばを食べたいな」と・・・・

ポツリとこぼした独り言を、

学芸員のように、丁寧に説明してくれていた

現地のおじさん通称ムネさん(仮名)が拾ってくれて、

ここを教えてくれたんです。

 

 

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カレンダーの裏に描いてくれた地図が、

無駄のない洗練されたもので、アートしてる。

 

ムネさんは、やはり只者ではなさそうだ^^

 

ウチのポンコツナビよりずっとわかりやすい。

 

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しかもムネさん、電話して予約までしてくれた^^

 

地図を頼りに車を走らせると、

迷うことなく、蕎麦屋に到着しました。

到着して、駐車場に車を入れながらふと見ると、

店の看板には、「古式そば打ち体験塾」と書かれています。

 

急ですが、体験って出来るんですか?

と、塾長の麗子さん(仮名)に聞くと、

はいはい、出来ますよ!って、

そりゃあ、体験しないわけには参りますまい。

 

 

水回しから始まるのかと思いきや、

エプロンと三角巾を着けるところから始まりました。

つまり、手ぶらで行っても

コスチュームはちゃんと準備してくれています。

さて、いよいよ水回しかなと思いきや・・・・

 

 
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なんと!石臼で蕎麦を挽くことからスタートです。

 

蕎麦を、穴に少しづつ落とし込みながら、

石臼を、ゴリゴリと回します。

 

これが、結構な重さです。

麗子さんと向かい合わせに座って、息を合わせて回します。

まあ、この重さをちょっと味わって、

次のステージへ行くのかとおもいきや、

しっかり、ヘトヘトになるくらい回しますよ。

 

でも大丈夫。麗子さんがこの地に伝わる

粉ひき唄を歌ってくれます^^

 

 

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唄に合わせて、粉を挽き終える頃には

きっとあなたも歌詞を覚えてしまうでしょう。

 

そのくらい頑張ったら、粉をフルイにかけます。

そば粉とそば殻に綺麗に別れます。

 

麗子さんが、上手に挽けたとやたら褒めてくれるので

疲れはすっ飛びますよ^^

 

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さていよいよ、水回し。。。

少しづつ水を足しながら混ぜていきます。

 

粉の重量の、約半分の水を加えるそうですが、

季節や気温、粉の出来などで若干調整するそうです。

 

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団子ができると、次は伸ばしです。

うどんのように寝かすという工程が無いので

話が早いですね。

 

十分に打ち粉をしながら

麺棒で、均等に伸ばしていきます。

 

 

 

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伸ばしが終わったら、折りたたんで切ります。

押切と言って、前後に刃を動かさず、

押して切る要領。

 

少々の不揃いは、それも味わいというもの。

サクサクと切っていきます。

 

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さて次は湯がきです。

 

グラグラの鍋に放り込んだら、湧き上がるのを待つ。

湧き上がったら、差し水をして落ち着かせる。

落ち着いたら、また湧き上がるのを待つ。

 

これを3回繰り返したら湯がきはOK。

 

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流水にさらして、ぬめりを取ります。

水を変えながら、しっかり冷やして、

ぬめりが取れたら、ざるに上げて出来上がり。

 

ここから先は、麗子さんが料理してくれます。

 

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そば打ち体験には、このお料理がセットになっています。

料理の内容は、季節によって、また収穫によって

いろいろ変わるそうですよ。

 

こちらは、里芋と田舎豆腐の田楽。

 

 

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こちらは、山の幸の天ぷら。

祖谷名物ちぎり蒟蒻の唐揚げも。

 

あと、写真に載ってないですが麦飯が付いてました。

普段はおにぎりが付くそうです。

 

 

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そしてもちろん、打ちたてのマイ蕎麦。

麗子さん特製の、煮干しと昆布がベースのスープ。

 

自分で打った贔屓目を差し引いても、

本当に、美味しく、ついついニヤけてしまいました。

 

来月になったら新そばの収穫が始まるそうです。

是非、もう一度友人誘ってツアー組みたいなぁと、

今、考え中なんですよ^^

 

 

 


MILLETのリュックサック


 

 

軽登山はもとより、

国内・海外の出張も必ずこれを持って行くんです。

 

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確か20年くらい前の、ミレーのリュックサック。

使い勝手が良くて、大きさもちょうど良く、

なかなか買い変えられない、お気に入りです。

サイズは25Lだったような

30Lだったような・・・・?。

 

 

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上から順にご紹介します。

まずは、フラップのポケット。

普段は、スマホの予備電池やイヤホンなどを入れてます。

 

 

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その下に、メッシュのポケットがあります。

ここには、たまたま見つけた色合いのよく似た

折り畳みの傘を入れています。

 

 

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その下にも、小ぶりなポケットがあります。

ここは、ティッシュやタオル、リュックカバー・・・。

レトロタイプのミレーのロゴが なかなか良いでしょう?

最近になって、ミレーはまたこのロゴを復活させ、

クラシックタイプとして売り出していますね。

 

 

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このリュックは、基本2気室になっています。

山へ行く時は、上下2分割で使います。

 

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中間のセパレーターは、ジッパーで取り外せます。

これを外せば、1気室になります。

 

上下を貫通させると、15インチのノートPCも

楽々で収まります。

出張で使うときは、貫通状態で使います。

 

 

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最近のリュックサックは、

背当て部分の通気性が良くなっていたり、

ウエストベルトの部分に、収納ポケットがあったり、

随分高機能になっていますね。

 

そういう点では、時代遅れかもしれませんが、

なかなか捨てがたい、愛着のあるリュックです。