養老天命反転地


 

 

 

 

「養老天命反転地」

 

それは、世界的に有名なアーティスト、荒川修作氏と

そのパートナーで詩人のマドリン・ギンズ氏の

30数年に及ぶ構想を実現した、

身体で直接体験できるアート作品です。

 

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養老の滝と、その周辺に広がる広大な公園、

「養老公園」の中にそれはありますよ。

 

自然の地形を上手く利用して、

さらにコンクリートや盛り土で起伏を作り、

まるで、フィールドアスレチックのようでもあります。

 

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148もの曲がりくねった回遊路、

大小さまざまな日本列島などがつくられています。

 

ここでは、とにかく身体を使い、

バランスをとりながら、

私たちの身体の持つ様々な可能性を見つけることができます。

 

 

 

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起伏に富んだ地面が不思議な感じに構成されており、

これも感覚の不安定さ・危うさを

体全体で楽しむことを目的とした施設です。

 

 

 

 

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こうした日常生活では触れる機会の少ない錯覚感、

不安定な感覚を体全体で味わうことにより、

人間本来の感覚を再確認することが狙いだそうです。

 

 

 

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また、例えば子供連れの場合、

危険そうで子供から目が離せない等、

お互いの存在を常に意識しながら過ごすため、

人と人とのつながりのあり方や

バリアフリーについての問いかけも行われているそうです。

 

 

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天命反転地の名の由来というのは、

希望有る未来へのスタート地点だそうですよ。

 

「死」を前提とした消極的な行き方を改め、

古い常識を覆すことが必要だと言っています。

 

死へ至る宿命(天命)を反転させる、

実験的なアートです。

 

2015-05-15

 

人間の持つ平衡感覚や遠近感に揺さぶりをかけ、

私達を、ヨチヨチ歩きの子供の状態に戻して、

知覚を再構築させるよう、隅々まで計算された構造。

 

近代的パワースポットですね。

 

是非、スニーカーを履いて、体験してみてください。

かなり若返ります(笑)

 

 


超便利!懐中ほにゃらら^^


 

この懐中時計のようなもの。

一体、何だと思いますか?

 

韓国のアウトドアショップで見つけました。

 

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表面には「Northland」と刻印されています。

直径は5cm。厚さは1.5cm。

ステンレスで出来ています。

 

それでは蓋を開けてみましょう。

 

 

 

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キーチェーンは、蓋の方に付いています。

蓋を開けると、中には同心円状に

輪っかが収まっていますよ。

 

さあ、だいたい判りましたか?

 

 

 

 

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実はこれ、収納式のコップなんです。

 

同心円状の輪っかをギュギュっと引っ張れば、

精密なテーパー状の輪っかが

しっかり嵌まり合って、コップの形になります。

 

 

 

 

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りんごジュースを入れてみました。

時間が経っても漏れることはありません。

計量カップで測って見ると50cc入りましたよ。

 

山歩き中に見つけた、湧き水などで

喉を潤すには良さそうでしょ?

 

 

 


木製Lowテーブル、D.I.Y。


 

 

CAMP MANIA PRODUCTS。

(キャンプ マニア プロダクツ)

いかにも!と言うメーカー名でしょう。

 

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その、マニアックなメーカーから出ている

オシャレなローテーブルを導入しました。

 

完成品もあるのですが、あえてD,I,Yキットを選択。

 

自分で組み立てるという楽しみもありながら

2600円もお安いという、一挙両得。

 

余談ですが、このメーカーは岐阜市にあるんですよ。

なんと、岐阜に縁のあることか^^

 

メイドインチャイナとは、ひと味もふた味も違う、

出来の良さが伝わります。

 

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送られてきたキットを開梱したら、部品の点数を確認。

 

組み立てる前に、軽くペーパーを当てます。

サンドペーパーも同梱されていますよ。

 

まんべんなく一通りこすると、

手触りがぐんと良くなります。

 

 

 

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次は、2本のベースにダボを挿入します。

木工ボンドを多めに注入して、

ダボは、ハンマーを使って打ち込みます。

 

ボンドは少々溢れても大丈夫。

 

 

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ダボが打ち込めたら、

今度は天板を嵌めていきます。

 

天板の裏の穴にも木工ボンドを充填して、

ダボに向かって板を押し込みます。

 

ここではハンマーは使わない。

天板に傷跡が残りますからね。

どうしても固い時は、万力を使って締め上げます。

 

ベースと天板が直角になっていることを時々確認します。

ボンドが硬化すると動かなくなるので、

平行四辺形になってないか要注意ですよ。

 

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天板が全部ハマった所。

直角になっていることを最終確認。

 

差し金が有れば良いですが、

なければ、ダンボールの角でも代用できます。

 

 

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さて次は、脚の組み立て。

ここからは、製品によって微妙に違うので

現物を確認しながら、組み立てます。

 

足の傾きや、ストッパーの位置。

足が地面に当たる部分の角度など。。。

 

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はい!完成しました。

木工ボンドの硬化には、約24時間掛かります。

それまではあまり無理しない用に。。。

 

コンパクトに畳めて、それでいて丈夫。

シンプルで、部屋でも十分使えますよ^^

 

 


飛騨牛のにぎり寿司


 

 

岐阜県は意外と広い。

日本で7番目に広い。

因みに、我が愛媛県は26位。

世界遺産の白川郷や、

飛騨高山の古い街並みも岐阜県です。

 

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飛騨高山へ行ったら、是非味わって頂きたい、

それは、飛騨牛。

 

しかし、ガッツリ行ってしまうと、

他のおやつが食べられなくなるので、

そこで、おススメなのが「坂口屋」

 

ここに、飛騨牛のにぎり寿司があります。

 

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これを、道端から、小さな窓口に向かって注文。

 

すると、エビセンの上に乗せて出してくれるんですよ。

 

 

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これなら、手を汚すこともなく、

歩きながら食べられるというわけ。

 

アウトドアで、にぎり寿司を頂くという

非日常が、これまた楽し。

 

そして、トロのように溶けていく

特上の飛騨牛を、じっくり味わえますよ。

 

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もう一貫、欲しいくらいで止めておくと、

その日、一日余韻に浸れる^^

 

 

 

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そして、その後のおやつにも、差支えがないという、

食いしん坊にはオススメの食べ歩きコースですよ。

 


木製アップル


 

 

林檎の形をした、木製の板。

そして、繊細な切込みが入っています。

 

 

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厚さは2cmくらい。

天然の木で出来ていますよ。

 

これは一体、なんでしょう?

 

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まな板かな?

マウスパッドでしょうか?

 

この切れ込みがミソですよ。

 

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周辺部を持って、持ち上げると、

らせん状の切れ込みが、ちょうどばねの様になって、

中央部が自重で沈みます。

 

 

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林檎の底の部品を、90度回転させると、

それがスタンドになるんですよ。

 

 

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そして、外枠と中央部も90度回転させると、

ほら、このようにバスケットになるというわけ。

 

板状から、3Dに変化しましたよ。

 

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ホテル暮らしで、入れるものが無いので

部屋のアメニティーを入れてみました^^

 

どうです?なかなか実用的でしょう?

 

キャンプに持って行ってもかさばらない。

現場で、ちょっとしたバスケットとして活躍します。

 

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使わないときは、こうしてぶら下げておける。

 

キャンパーは、こういうフォールディングの良さに

ついつい惹かれてしまうんです。

 

 


ケリという鳥


 

 

出張先の大垣の現場のすぐ前の畑に、

珍しい鳥が生息しています。

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珍しいと言っても、四国人の私にとって珍しいというだけで、

この土地の人にとっては、珍しくないのかも?

 

見たことのない鳥でしたので、

「畑に住むうるさい鳥」で検索すると、

すぐに判りました。

「ケリ」という鳥です。

 

 

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とにかく、けたたましい鳴き声で、

名前も、鳴き声が由来だそうです。

 

そう思って聞けば「ケリッケリッ!」と聞こえます。

 

たぶん、近くに巣があるのでしょう。

人が通るたび、けたたましく啼き、

襲ってくる勢いです。

 

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トンビや、カラスなどが近づいても、

けたたましく啼いて、突撃して追い払いますよ。

 

ケリの大きさは、鳩より一回り大きいくらい。

 

それなのに、大きな鳥に負けない鋭さがあります。

 

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登下校する小学生の列にも、威嚇していますよ。

 

襲うところまではいかないまでも、

まるで戦闘機の様に、急降下してきます。

 

 

 

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空中をスクランブル飛行しているときは、

まさにジェット機のようなカッコよさ!

 

しかし、

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畑で、ドジョウやミミズをついばんでいる時は、

メッチャ地味なんですよ^^

 

このギャップが、コイツの憎めないトコロです^^

 

 

 

 


長浜グルメツアー


 

 

琵琶湖に来たなら、是非食べたかったもの。

それは鮒寿司。

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何の予備知識も持ってないので、

例によって、ググってやって来ました。

 

それは、長浜駅からほど近い「住茂登(すみもと)」

 

発酵しているから、かなり臭いということは、

テレビのグルメレポートなどで見て知っています。

 

しかし、イメージとして鯖(サバ)寿司の、

鮒(フナ)版だと思っていたのです。

 

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ところが、運ばれてきたのは発酵した鮒。

いや、ご飯も付いているんです。

このドロッとした塊が、発酵して とろけたご飯。

 

さて、恐る恐る口に運ぶと、

確かに、噂通りの発酵臭。

そして、ヨーグルトのような酸味。

 

しかし、それは私にとって、耐え難いものではありません。

なかなかの歯ごたえで、噛めば噛むほど、

例えようのない旨みを感じます。

 

とうとう、人生初の鮒ずしをクリアーし、

しかも、好物がまた一つ増えました。

 

が、量が少ない。腹の足しにはならない。

 

 

 

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そう思いながら、商店街を歩いていると行列発見。

 

それは、ラーメン屋。

あの有名な長浜ラーメンですよ。

これは、味わって帰らない手は無い。

 

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長浜ラーメンと言えば豚骨。

真っ直ぐ麺の細麺で、すす~っと入ってくる。

その喉越しを感じながら、ふと思いついた。

 

あの有名な長浜ラーメンは博多やった!

そうです!ここと同じ地名ではあるけれど、

有名な長浜ラーメンではなかったばってん。

 

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美味いには美味かったので、満足したのですが、

どうも、妙な気持ち。

 

そんな気持ちは、デザートと一緒に消化しよう。

 

ラーメン屋の隣が、いも金屋。

 

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早速、あんのう芋のキンツバを注文。

 

注文してから焼いてくれます。

出来上がりは熱々で、もちもち。

 

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これを食べ歩きして、ようやく今日のお昼は終わり。

長浜の黒壁商店街を食べつくすには、

まだまだ回数を重ねないと・・・・。

とにかく美味い物が目白押しの、

食いしん坊にはパラダイスな通りです。

 

 

 


ヤンマーミュージアム


 

この二人を覚えていますか?

 

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そうです!ヤン坊マー坊!

あの天気予報は、なんと!

2014年3月に放送が終了したんですね。

 

そこで、ヤンマーミュージアムへ会いに来ました^^

 

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場所は、滋賀県の長浜町。

そう、伊吹山の麓です。

 

 

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このミュージアムの特徴は、体験型であること。

 

建築機械の大好きなお子さんたちが、

実際に、ユンボやコンバインに乗って

操縦体験することが出来ます。

 

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この展示は、ショベルカーのメカ部分が

スケルトンになっていて、

動いている様子が外から見ることが出来ます。

 

 

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ヤンマーの創業は明治45年。

第一次世界大戦より前ですよ。

 

当初は、いわゆる発動機を製造していましたが、

昭和の最初に、小型のディーゼルエンジンの

開発に成功して、ディーゼルのヤンマーとしての

地位を確立したのでありました。<展示より>

 

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現代までの歩みの中で、

エポックメイキング的なエンジンが

数多く展示されています。

 

 

 

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そして、現在の主力商品も

数多く展示されています。

 

そして、ヤンマーも今は、地球にやさしい取り組みを

様々な方面で繰り広げているようですよ。

 

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屋上には、緑地があって、

そこにはビオトープが造られています。

実際に、昆虫や小動物が生息している様子が

観察できるようになっています。

 

その横には、足湯の設備もあって、

伊吹山を眺めながら、リラックスできますよ。

 

 

 


水陸両用バスで琵琶湖ツアー


 

ヤンマーミュージアムから、街中まで、

シャトルバスに乗って帰ってきたら、

バスターミナルに、妙な乗り物が・・・・・。

 

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バスはバスなんですが、トロッコ列車の様に

窓ガラスが無く、オープンエアな感じ。

 

車体は、床高な感じで、明らかに通常のバスではない。

 

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後ろへ回ってみて納得。

スクリューが付いているんです。

そうこれは、水陸両用車じゃあ~~りませんか!

 

展示しているのかな?

いやいや、ここからツアーが始まるらしい。

これは乗って見ないわけには、まいりますまい(笑)

 

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早速ツアー参加を申し込んで、バスに乗り込みました。

 

運転席を覗きこむと、

車として走る時のハンドルと、

船として走る時の舵が、並んで備わっています。

 

 

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出発すると先ず、しばらくは車として

長浜市内を観光です。

 

一段高いので、まるで2階建てバスの様に

抜群の眺望ですよ。

 

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ツアーガイドが同乗していて、

軽妙な語り口で、面白おかしくガイドしてくれます。

 

この雰囲気、はとバスツアー以来。

もう、気分は遠足だ!(笑)

 

 

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琵琶湖に滑り込むのは、長浜城のすぐ近く。

近づくにつれて、ガイドさんは徐々に

みんなの緊張を引き出す。

 

意外だったのはシートベルト。

車の状態で走っているときは、

シートベルトして着席していなければならない。

 

ところが、船の時はシートベルトを外して、

立って歩いても良いんだそうです。

 

そんな話を聞いているうちに、

いよいよ、水面へ滑り込みますよ!

 

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乗客全員で声を合わせて「3!2!1!GO!!」

スロープを勢い良く滑って、

大きな水しぶきを上げてますよ!

 

前の方の客は、少々水を被ります。

 

最前列の私は、水も滴るいい男(笑)

 

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それからしばらくは、湖面を滑るように進みながら、

琵琶湖観光です。

 

湖面を流れるそよ風が、めっちゃ気持ちいい!

船外機型の推進装置なので、エンジン音は小さく、

さざ波の音や、水鳥の声が特上のBGM。

 

しばらく湖面を滑ったら、今度は上陸。

 

ガイドさんの話によると、バスは後輪駆動。

スロープで、後輪のグリップが得られると同時に、

スクリューを格納しなくてはならない。

 

そのタイミングが、なかなか難しいそうですよ。

 

ドライバーの腕の見せ所と言うわけです。

 

乗客みんなで、声を合わせて応援します。

みんなの一体感が、かなり楽しいですよ^^

 

さて、そこのところは動画でお楽しみください。

 

 


伊吹山登山


 

 

岐阜に来ると、いつも見守ってくれている霊峰伊吹山。

一度は登ってみたいと思っていました。

 

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いよいよ、その願いが叶いましたよ。

超!五月晴れのもと、伊吹山ドライブウェーを登りました。

 

ここは有料道路で、普通車は3090円必要です。

その値段は、高いっちゃぁ高いけど、

俗化されなくて、自然が保たれるという意味では

良いような気がします。

 

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ドライブウェーの道筋には、

ご覧の様に、菜の花が咲き乱れ、

まさに快適そのもの。。。

 

窓を開けて走ると、ヒンヤリとした

山の空気が心地良い。

 

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朝早く出発したので、そんなに人はいないだろう。

 

と、思っていたら、9合目あたりにすごい人だかり。

 

しかも、どえらい大きな望遠レンズを付けたカメラマンが、

ひしめき合って陣取っています。

 

聞いてみると、ここはイヌワシの生息地で、

その姿を捉えようと、狙っているんだそうです。

 

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18~200mmの私のズームレンズは、

街中ではまあまあデカイほうですが、

ここでは、出すことも恥ずかしいほど、

みんなのレンズがどえりゃあデカイ。

 

そっと、そこを離れて、登山道へと入りました。

 

 

 

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1200m位まで登ると、日陰にはまだ

雪が残っていましたよ。

 

日差しは暖かいんですが、

台風の影響か、風が結構強く、

じっとしていると寒いほどです。

 

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しかし、登山道を歩いていると、ちょうどいい感じ。

道の傾斜もほどほどで、

ハイキング感覚で登れます。

 

スニーカーでも登れるほどですよ。

 

実際私は、キーンのスポーツサンダルで

問題なく登りました。

 

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頂上までは、ゆっくり歩いて40分ほど。

 

最近登った、讃岐富士や豊受山に比べたら、

楽勝のハイキングです。

 

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そして、その道中の高山植物の多いこと!

 

 

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1377mの頂上からは、岐阜県側と滋賀県側と、

360度の展望で、琵琶湖も見えるしアルプスも見える。

本当にぜいたくな眺望でした。