自然が創る抽象画


今日は全国的に雨模様。
ここ岐阜も、冷たい雨が降ってます。

岐阜は水都と呼ばれるけれど、
雨もまたよく似合う街です。
宵闇迫るホテルの窓辺。。。。。

偶然が創った、不思議な芸術。
二度と見えない、一瞬だけの作品。

10階なので、開かない窓。
そこにぶつかる冷たい雨。
眼下の駐車場に、出入りする車。

今回の出張も、無事終えることになりました。
明日は四国へ向けて移動です。
超晴れ男は、明日のために今夜十分雨を降らせます。


面白いイラスト


ホテルの近くのラーメン屋へ行きました。
特に特徴のない、ごく普通のラーメン屋。
とんこつスープで、中細麺。
予備知識もなく、飛び込んだ店ですので
まあ期待もしてなかったけど、そこそこのお味でしたよ。

ラーメンについてのレポートは以上^^
画像もなしです。が・・・・
そこの店の壁に、面白いイラストが有りました。

ラーメンを食べ終わった後、
店員さんに
「そこの壁のイラスト、写真に取らせてもらっても良いですか?」
バイトの店員さんは
「ちょっと、店長に聞いてきます」

カウンターの中の店長さん、
バイト君に声を掛けられ、怪訝そうに話を聞いていたが
バイト君の指し示すここちらを見ると
にっこり笑って、口の動きだけで「いいですよ^^」と言った。

バイト君は、こちらへやって来て
「構わないそうです^^」
そこで私は、ストロボをOFFにして
他の客に対して、気配を殺し
そっと壁のイラストを撮影しました。

象形文字のような、そういう古代の壁画のような
でも、全然違うような
どうとも言えないような
可愛いとも、不思議とも言えない。。。。。

まあ、個人的な意見として
ラーメンよりインパクトが有りました。
と、言うことです。


長良川夕景


現場からホテルへ帰る途中、長良川を渡ります。
そこに架かる長良大橋。
レトロな鉄骨の橋で、これがなんとも夕焼けに映える!

遠く彼方に伊吹山。
昼間の上天気が名残惜しそうに暮れていく。。。。

鉄骨のシルエットと、夕空のグラデーションが美しい。
車のヘッドライトやテールランプ。
信号や標識までも、景色を邪魔してない。

ちょうど通勤ラッシュで、何回も信号で止まるから
そのたんびに、ガラス越しにシャッターを押す。
何の細工もいらない。

そのまんま切り取るだけで絵になる景色。
それは、長良川の成せる業か?
岐阜の空のせいか?

上々の出だしだった1日目を
いい感じのセレモニーにしてくれているような
今日の夕焼け。

明日も、今日以上に楽しんで勤しんで
良い形を残したいものです。


神戸元町・中華街


本日より、岐阜県へ出張です。
車で岐阜へと向かいます。
今日は、移動だけ。夜までに宿へ入れば良い。
したがって10時ころ出発しました。
それでも順調に走ると時間はたっぷり。。。
どうせならサービスエリアじゃないところで昼食を・・・・・
と、言うことで神戸へ立ち寄ることにしました。

神戸といえば神戸牛!
・・・・ですが、貧しい出張族ですので
元町界隈、南京町にて中華を頂くことにしました。
コインパーキングに車を放り込んで
中華街へとなだれ込みます。

日曜日の昼時ですから、スンゴイ人出。
人の流れに身を任せ、道の両側の露天を見て歩く。。。。

横浜の中華街よりも道幅が狭く、ホコ天なので
両側いっぺんに見ながら歩けるのが良いですね。

あちらこちらから、メッチャいい匂い。
みんな、そのへんに座り込んで食べてるものが
どれも美味しそう。
歩けば歩くほど、見れば見るほど
何を食べようか迷ってしまいます。

2往復して、結局選んだのがこれ・・・・。

フカヒレスープと海鮮野菜炒め、点心3品のセット(杏仁豆腐付き)1550円。
注文したものが来てから、後悔しまくり。
絶対、買い食い、歩き食いのほうが
楽しいし、美味しいし、正解だったと思うんです。

次来るときは絶対、次々と歩き食べしよう!!
そう心に誓いながら、神戸の街を後にしました。


銅山川疎水


 

シコチュー平野から、ひと山超えると銅山川が流れています。

そこには柳瀬ダムがあり、

金砂湖という美しい人口湖を形成しています。

 

その金砂湖からトンネルを掘って

シコチュー平野へ水を導いているのが銅山川疎水です。

 

干ばつに悩まされていた宇摩地方を潤す

先人の、ありがたき大事業。。。。

戦前から戦後にかけての、大工事です。

三島側の出口は、三島公園のちょっと東・・・

戸川公園のところにありますよ。

 

 

戸川公園は、またの名を疎水公園とも言うんです。

金砂湖から、トンネルを抜けてきた水は

一部は水力発電に使われ、

そこから工業用水や水道用水、農業用水へと分水されていきます。

今日、御紹介するのはそこから土居まで続く不思議な水路。

 

 

まるで、古代の遺跡のように

法皇山脈の裾野を、

あるときはトンネルだったり、

場所によったら高架橋だったり・・・

延々と、21kmにわたって続いているんですよ。

 

 

写真には収められていませんが、

豊岡辺りでは「小倉川サイフォン」といって

高低差を逆に登る仕組みもあるんです。

 

 

この、水路を利用して シコチュー平野の1100haの農地を潤してい

る。

凄い事をしている水路なのに、忘れ去られそうなこの水路。。。

全国疎水百選にも選定されているんですよ。

機会があれば、是非触れて見て、体験して欲しい(笑)

この疎水があるお陰で、他所で水不足の時も

断水することなく、過ごせて居るんです。