潮流体験ツアー


宮窪町の漁業協同組合が運営する
しまなみ海道・宮窪瀬戸の潮流体験ツアーに参加しました。

村上水軍博物館のすぐ近くの港から、その舟は出ます。
村上水軍の本拠地、能島を巡り、
伯方・大島大橋の下をくぐって、
舟折り瀬戸の激流を体験するツアーです。

潮の流れは、お月さんの引力の影響だということは
頭の中ではわかっていても、
この、川の流れのような潮の動きが
お月さんに向かって流れていると思えば、
なんとも不思議ですね。
潮の動きの大きい時間帯では無かったんですが
それでも、かなりな流れです。

船折り瀬戸は、まさに舟が折れるほどの
落差ができる場所です。
流れを体感するために、舟のエンジンを止めるんですが
ゴーゴーと潮の流れる音が聞こえて、
舟は、みるみる流されていくんですよ。

伯方・大島大橋の下をくぐります。
橋の真下からの眺めも、なかなかの迫力ですね。
このあたりは、良い漁場でもあるんですね。
漁師さんの小舟が、漁をしています。

その漁船を見ると、なんと、舳先にサギが止まってます。
餌のおこぼれを待っているのか、
雑魚が放られるのを待っているのか・・・。
漁師さんも、追い払うこともなく
知らん顔して漁をしている・・・・。
その共存ぶりが、なんともほのぼのしています(笑)

流れる潮が、島に当って
まるで島が進んで見える場所があります。
錯覚で、まるでひょっこりひょうたん島のようです。
そこに、お地蔵さんがあるんですが、
そのお地蔵さんを見ると・・・・・

そのお地蔵さんの頭の上にも、サギがいる。
しかも、何時も居るんでしょうね、、、、、
お地蔵さんはフンで真っ白になっているんですよ。
まあ、それも共存かなぁ等と思いながら、
帰りは潮の流れに逆らって、
エンジン音が一段と高鳴るのでありました。


食堂みつばち


昨日ご紹介した、Paysanから、
大島を横断して、反対側の海辺に
これまた手作りの可愛いレストランがありますよ。

その名も、「食堂みつばち」
海に面した山の斜面に、個性的な建物。。。
知らずに通りかかっても、思わず車を止めてしまうでしょう。

水色のところが、後から付け足したテラスになっていて
広いガラス窓越しの、その正面は瀬戸内海です。
うまい具合に、12時に到着したけど
すでに満席で、名前を告げてしばし待ちます。
それだけ、人気なんですね。

待つといっても、風光明媚なロケーション故、
景色を楽しむうちに、名前を呼ばれましたよ。
うまい具合に、テラスの窓際に案内されました。

カーテンを開けると、目の前は瀬戸の島々。。。
その瀬戸の島々を望む、その窓ガラスにメニューが書かれています。
注文をしたら、しばし店内観察・・・・。

古民家を上手くリノベーションして、
おしゃれに仕上げていますよ。
最近、こういうお洒落なお店が多いですね。
ノスタルジックとか、可愛いとか、
一言では形容できない独特な雰囲気は、
まさに、設計者のセンスですね。

店内もおしゃれですが、窓から見える風景も額縁の絵画のよう。。。
このロケーションは素晴らしい。
風景に見とれているうちに、お料理がやって来ました。

ロコモコ風ライスが付いたみつばちミートボール。
オニオンスープがついてます。
ミートボールって、こんなだったかなぁ?
というくらいガッツリ重量感のあるウマウマボールです。
ほぼ煮込みハンバーグですね。

こちらは、焼きチーズカレー。
カレーがやけにフルーティー。
トマトが効いている感じ。
景色をおかずにして、ゆっくり食べようと思っていたけど
あっという間に平らげてしまった・・・・。
まあ、後から後からお客さんが列をなしてますから、
ここは早めに席を空けることに致しましょう。。。。。。

食堂ミツバチのHPはこちら


パン屋 Paysan


今治から、しまなみ海道を渡って、最初の島大島。
そこに、こだわりのパン屋さんがあって
たいそう人気だと、風の便りに聞いたので
いつかは行ってみたいと思っていました。

ところが、木曜と土曜しかお店売りはしていないということで
なかなか訪れるチャンスはありませんでした。
たまたま今日の土曜は文化の日。
ようやく念願叶って、行って来ました。

かなり判りづらい所にありますよ。
まあ、それを探し当てるのも楽しみの一つ。。。
迷いながらも、なんとか到着しました。
同じように、迷いながらたどり着く人がたくさんいます。
まるで、オリエンテーリングみたいです(笑)

Paysan(ペイザン)というのは、フランス語で農夫という意味だそうですよ。
その名の通り、プロバンスの雰囲気を持ったお店です。
古民家を、リノベーションした手作り感あふれる
なんとも言えず、いい雰囲気を持ってます。
そして、パンのいい香りが充満していますよ。

釜は、ご主人が手作りしたレンガ窯だそうです。
ホームページには、10年前にここへやってきたことや、
これからの目標などが書かれています。
これを読んだら、きっと行ってみたくなりますね。

小さなカフェにもなっていて、
そこの手作り感もなかなかいいです。
日当たりの良いベランダに
細長いテーブルがあって、
その奥には、看板犬の「カイくん」が尻尾を振ってます。

店売りの営業は、木曜と土曜だけですが、
ネットでお取り寄せが出来ます。
そのあたりも、ホームページに詳しく乗っていますよ。

今日の我が家の戦利品。
もう少しあったんですが、
早くも、ちょこちょこ配ってしまった^^
明日の朝は、部屋中に広がるパンの香りで目覚める予定です^^


ルナリング構想


突然ですが、昨日のお月さんの写真です。

月齢は16歳で、若干右上が欠け始めています。
この季節は、空気が澄んでいて
お月さんも綺麗に見えますね。
さて、このお月さんで太陽光発電をするという研究が
誠しやかに進められているそうですよ。
名付けて「ルナリング構想」

地球上の限りある資源を節約しながら使う・・・
というこれまでのパラダイムから、
無限に近いクリーンエネルギーをつくり出し、
潤沢なクリーンエネルギーを自由に使うという発想へのシフト。
独創的なアイデアと宇宙技術の研究開発によって、
それを具現化したのが「月太陽発電 ルナリング」構想です。

月の赤道上に、帯状の太陽光発電パネルを敷き詰めます。
そこで発電された電力を、地球に送るというわけです。
送電する方法は、マイクロ波で送電する方法と、
レーザー光線で送電する方法が併用されるようです。
ピンポイントで、地球のアンテナに送るために、
地球側からビーコンという、いざなう仕組みを使う。
地球上でキャッチされたマイクロ波やレーザー光を、
電気エネルギーに変換して、利用するという構想です。

月は、うまい具合に、常に同じ面を地球に向けています。
したがって、常にエネルギーのやり取りが出来るというわけです。
月発電所の建設には、月にある資源を極力活用します。
月の砂は酸化物なので、
地球から水素を持ち込めば「酸素」や「水」をつくることが可能です。
また「セメント」ができれば水と砂・砂利を混ぜてコンクリートに。
そして、太陽熱を利用し、ブロックやグラスファイバーも製造することができます。
それにしても、夢のまた夢・・・・そんな気がしますね。
ところが、2035年には着工するとまじめに計画しているそうですよ。
どこかの国が、月は固有の領土だと言い出さなければいいですけどね(笑)
参考動画はこちら