「ツバメの観察日記」タグアーカイブ

ツバメの成長記録、巣立ちから1週間目。


 

元気に巣立ちした4羽の雛は、

すっかり大人びてきましたが

今も、夜は巣の近くに帰ってきます。

 

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昼間は、どこへ行っているのか、

全く姿を見せないのですが、

必ず、夕暮れどきになると帰ってきます。

 

巣があったのは、南側の軒下でしたが、

今は、西側の通気口のところに、

一羽づつ、停まっていますよ。

 

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もしかしたら、次回はここで巣作りが始まるのでしょうか?

 

聞くところによると、

1シーズンに2度、卵を産むこともあるそうなので

もしや、もう一度観察出来るかもしれません。

 

 

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ヒナたちは、すっかり大人びてきたとは言え、

未だに餌は捕れないようで、

今も、親鳥が餌を運んできています。

 

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餌を与える時、親鳥は、

軒下で、器用にホバリングします。

 

その姿は、ハチドリのようですよ。

 

ツバメといえば、高速で、

スイスイ飛ぶイメージしかないのですが

このようにホバリングしている様子は

親鳥の愛の深さを感じるんですよ。

 

 


ツバメの成長記録、20日目(巣立ち)


 

 

出勤前、いつも通りツバメの巣を見上げると、

なんと!巣の中にはたった1羽のツバメしかいないのです。

 

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ネットで調べて、大体20日で巣立ちするという情報だったので

いよいよ巣立ちしたのか??

 

いや、天敵に襲われたということもあるので、

周辺をよくよく観察しました。

 

 

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すると、居ました。

まだ、モコモコな感じの子ツバメ。

 

いよいよ大空へ羽ばたく日が来たんですね。

 

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4羽ともに、元気に巣から出て、

近くの電線に停まっています。

 

ツバメのヒナは、巣立ちしてからもしばらくは、

親から餌を貰うそうなんです。

 

だから、そんなに遠くへは飛んでいかない。。

 

 

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親鳥が、何度も餌を持って帰ってきます。

親鳥とヒナの見分け方は、しっぽが有るか無いか。

 

細いしっぽのある方が親鳥で、

まだ、羽先が丸いのがヒナです。

 

毛がモコモコなので、ヒナの方が大きく見えますよ。

 

 

 

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そして、飛び方の下手な今が一番天敵に襲われやすい時。

 

無防備な姿に、見ている方がヒヤヒヤします。

 

まだまだ目が離せない、子ツバメたちですよ^^

 

 

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ツバメの成長記録、10日目。


 

 

お隣の軒下で、ツバメが誕生して十日が経ちました。

 

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もう、こんなに大人っぽくなりました。

 

うぶ毛もなくなり、胸元には模様も出来てきました。

 

 

大人びて見えても、お母さんが帰ってくると・・・・

 

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餌をねだる姿は、やっぱりまだまだお子ちゃまですね。

よく見ると、舌がハートの形をしてますよ。

 

 

さて、悲しいお知らせがあります。

 

最初は5羽だったんですが、

なんと今は4羽しかいません。

 

どういう経緯かはわかりませんが、

1羽は、ここまで育たなかったようです。

 

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周辺には、カラスや野良猫など、

天敵がたくさんいます。

 

親ツバメも気が気じゃありません。

 

先日も、けたたましい声がするので覗いてみると、

近づく野良猫めがけて、

親鳥たちが急降下攻撃をしていましたよ。

 

 

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そうそう、

ヒナたちはクルリと向きを変えて

お尻を外へ出し、糞をするようになりました。

オムツが取れたってところでしょうか?(笑)

 

 


ツバメの赤ちゃん誕生


 

 

5月2日に巣作りが始まった、となりのツバメ。

最近、親鳥が巣に長く居るので

もしや、卵を抱いているのかなと思っていたのです。

 

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巣作り開始からちょうど1か月。

なんと!赤ちゃんが誕生しましたよ。

 

あんまり刺激を与えないように、

離れたところから、望遠レンズで観察しましょう。

 

 

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2羽の親鳥が、交互に餌を咥えて帰ってきます。

 

親鳥は、周囲に神経を張り巡らせていますよ。

 

レンズを向ける、こちらの気配を感じて

ギロリと睨んでいます。

普段、穏やかな感じのツバメですが

子を持つとやはり、厳しい表情です。

 

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午前中は、4羽しか見えなかったのですが、

その後、観察を続けるとどうやら5羽いるようです。

ところが、この最後に出てきた1羽は

どこか大人しいというか控えめというか・・・・。

 

口を開ける勢いがないから、親からの餌がなかなかもらえない。

 

 

しかし、親の方もちゃんとわかっているのか、

まんべんなく餌が当たるように心がけているようです。

 

手前の大口を開けたヒナの向こうの

大人しいヒナにもちゃんと餌を与えていました。

 

 

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巣のヘリに白い塊があるのがわかりますか?

実はこれ、ひなの糞なんです。

袋状になっていて、巣を汚さないようになっている。

そして、ヒナは自分の糞を、巣のヘリに押しやって

それを、親鳥が咥えて、巣の外へ捨てに行くんですよ。

巣が汚れて臭いが出ると、カラスや蛇などの

天敵に見つかってしまうという、自然の知恵なんですね。

 

 

さあ、これからどのように育っていくのか?

成長記録の続きはまた今度・・・・^^

 

 


ツバメの巣作り


 

先週の日曜日のことです。

 

玄関先で、近所の人達と井戸端会議を開いていたら、

やたらツバメが飛んでくるのに気づきました。

 

よくよく観察すると、どうやら巣作りが始まったようなんです。

 

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それは我が家の玄関の真ん前の・・・

隣の家の軒下。

 

井戸端会議には、その隣の家のご主人も参加していたんですが、

そのご主人が、とんでもなく良い人でして、

ツバメの巣作りを、手放しで大喜びしているんです。

 

聞くと、何年も前から巣作りしないかなあと、

足がかりになるようにコンクリートの壁に釘を打って

毎年、楽しみにしていたそうなんです。

 

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実際は、その釘のある場所ではなかったんですが

ご主人の望みが叶ったというわけです。

 

我々も、身近なところで

野鳥の営みが観察できるとあって

お隣さんの寛容さに感謝です。

 

 

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ようやく巣らしくなってきましたよ。

ちょうど田植えの準備も始まった頃。。。

田んぼから泥を運んでくるんでしょうかね。

 

 

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もう少ししたら、卵を産んで

雛が育って、そして巣立って、

南の国へ旅立って行くんでしょうね。

 

また、おいおいレポートしていきましょう。

お楽しみに^^

巣作り初日の様子を、6時間撮影して
16秒にまとめてみました。