海岸漂着物対策ワークショップ
「GO-MIX!スペシャル」というイベントが、
四国中央市、余木崎海水浴場において開催されました。
友人のDaiちゃんと一緒に、参加してきましたよ。
台風の接近が心配されましたが、
幸い、進路が遠回りになって、
この日は、夏に戻ったような日差しでした。
地元の町内会の人々から、市内全域、
また、遠くは松山の方からも参加されていて、
参加者は、100名を超えたそうですよ。
海から流れてきた様々なものへの発見を楽しみながら
海岸を美化し守ることを目的とし、
①Reduce(減らす)②Reuse(繰り返し使う)③Recycle(再生利用する)
について考えていくワークショップ型イベントです。
開会式の後、砂浜へ散らばって、
一斉にゴミ拾い開始です。
ペットボトルや、空き缶、そして発泡スチロール。
この三つが、三大漂着物。
中でも、発泡スチロールは波の届かない、
風の吹き溜まりにも、多く集まっていて、
結構大きい物もあるので、拾い集めるのも大変です。
再生利用の対策を急がないと、
海辺は、発泡スチロールで覆われる日が
そう遠くないような気がしました。
また、意外にもこのような自然由来の漂着物も多いです。
これらは、そのうち自然に帰っていくので
問題ないような気がしますよね。
ところが、このような漂着物が発生するのも、
自然の成り行きではなく、洪水であったり日照りであったり、
海洋汚染だったり、何らかの現象を象徴しているんですね。
これらの漂着物も回収対象になります。
今回、塩ビ製のパイプが多く漂着していましたが、
これは先の台風で被害にあった、
牡蠣の筏の破片だそうです。
みんなで力を合わせ、拾うこと一時間。
なんと1.6トンのゴミが集まりましたよ。
えっ?なんで重さがわかったか?
夜のニュースで、今日のイベントが紹介されて
その中で、言ってました。ハハハ・・・^^。
それにしても、目で見ても明らかに、
砂浜は綺麗になりましたよ。
さて、ごみ収集の後は、みんなで討論会。
パーソナリティーのやのひろみさんが、
軽妙なトークで、様々な意見を引き出します。
中国語や、ハングル表記のゴミを見つけたという人もいましたね。
また、これを機会に「余木崎ラバース」が結成され、
定期的に、余木崎を綺麗にしていこうという
前向きな話も持ち上がっていきました。
最後には、抽選会で盛り上がり、
(我々は抽選に漏れましたが・・・;;)
今回のイベントは、無事終わりました。
私は、ちょうど2ヶ月前「余木崎海水浴場は今・・・」という
記事をこのブログに書いて、
余木崎海岸に対して、かなり思い入れがありましたので、
このイベントに参加できて、本当に良かったです。
みんなが、故郷の貴重な海岸を、もう一度見なおしてくれる
きっかけになればと切に願う次第です。
2ヶ月前の記事はコチラ