「写真入門」カテゴリーアーカイブ

パブリックドメイン画像


先日来、スライドショー作りだったり、
メッセージビデオだったり、
個人的プレゼンテーションに関わっていると、
パブリックドメインというものが、何かと引っかかってきます。
つまり、BGMだったり背景画像だったりが、
なかなか自由に使えないということです。
BGMに関しては、先日フリー音楽のサイトをご紹介しました。
今夜は、自由に使える画像サイトをご紹介しましょう。

Pixabayというサイトです。
ここに登録された画像はすべて、
自由にダウンロードして使うことができます。
しかも、クオリティーが高く、
鑑賞にも十分値しますよ。

しかも、ワードで検索することもできます。
例えば、「クリスマス」で検索すると
クリスマスっぽい画像が山ほど出てきますよ。
プレゼンに使っても良いし、お店のポップにも使えます。
クリスマスカードにも重宝しそうです。

写真の腕を上げるには、良い写真をよく見ることが近道。
そう言う意味でも、価値のあるサイトです。
構図や、色使い、露出なども勉強になります。
また、カメラ別にも検索できます。

自分の持っているカメラでも、
これだけの写真が撮れるのかと
ちょっと、やる気を奮い立たせてくれるかもしれません。
言い換えると、カメラのせいにはできないということですが・・・。(笑)


自分への誕生日プレゼント


実は、来年早々インドへ出張です。
オランダ、ドイツ、ベルギー、韓国、タイ、インドネシア
アメリカ、中国。
これまで、8カ国の国を訪れましたが、
インドで9カ国目です。
インドデビューするにあたって、
持っていくカメラを若干補強することにしました。

これまで、10mmの単焦点レンズ1本で撮ってきたのですが、
この度、11mm~27.5mmのズームレンズを導入したのです。
35mm換算で、30mm~74mmの標準ズームです。

ズームレンズといっても、すごくコンパクトでしょう?
沈胴式と言って、普段は短く格納して
使うときに、繰り出すというシステムを採用しています。
では、カメラに取り付けてみましょう。

これが、格納状態で普段はこのスタイルで持ち運びます。
胴鏡についているボタンを押しながら
回転させるとレンズが繰り出してきます。

これが一番長く出た状態。
11mmの時と、27.5mmの時が長く伸びていて、
中間では若干短くなる変則的な動きをします。
さて、どの程度画角が変わるのか試写してみましたよ。

左が27.5mmの時。
右が11mmの時。
ポートレートなら、顔のアップから
全身撮影までがカバーできます。
さて、どの程度撮影の幅が広がるでしょうか?

このシステムで、これから試してみたいこと。。。
それは実は、動画撮影なんです。
インドへ行くまでに、動画撮影になれておかないと・・・。
ドキュメンタリーな映像が撮れるかな(笑)

因みに、これがこれまで使っていた10mmの単焦点レンズ。
これはこれで、f:2という明るさが魅力。
2本のレンズをうまく使い分けたいと思う次第です。


こんな紅葉写真はいかが?


先日、紅葉の写真を撮ろうと
里山へ行ってみました。
しかし、まだ紅葉前線は里までは降りてきていません。

ちらほら色づいている程度。。。
まだ、数日は掛かりそうですね。
紅葉ではないのですが、
ちょっと面白いものを見つけましたよ。
枯葉なんですが、蜘蛛の巣に引っかかっているものです。

森の中で、空中に浮いたように
夕日に照らされています。
ちょっと不思議な感じでしょう?
気にして見ると、結構ありますよ。

本格的な紅葉の頃に、形の良いもみじが
うまい具合に引っかかっていたら、
なかなか面白い写真が撮れそうでしょう?
マイナスに露出補正して、ストロボを焚いて撮ると、
背景が暗く沈み、葉っぱだけが浮き上がって写ります。
ちょっと個性的な、オリジナル写真を狙うなら
このアイデア、使えそうですよ。


Eye-Fi ダイレクトモード


先日導入した、「Eye-Fiカード
家庭のWi-Fi環境を利用して、
カメラからパソコンへ、自動的に画像が転送されることは
ご理解いただけたでしょうか?
その記事はコチラ
これだけでもかなり便利ですが、
もうひとつ、便利な機能がありますよ。

それが、ダイレクトモードです。
Wi-Fiの無いところでも、カード自身が発信元となって
パソコンや、スマホ、あるいはタブレットなどに
写真を転送するのです。
写真を撮るたびに、どんどん転送されていきます。

電波の接続状態を保つために、
待機時間などを、あらかじめ設定しておきます。
スマホとのカップリングもあらかじめ設定しておけば
後は、現場でスマホのWi-Fiを起動すればOKです。

一眼レフに、Eye-Fiカードを入れて、
いつも通り写真を撮ると、
スマホにどんどん転送されていきます。
SNSに同期する設定にしておくと
これまたどんどんUPされます。
やたらUPしても困るので、
その辺りの設定は控えめにしておくほうが良いでしょうね。

試しにフェイスブックに写真をアップしてみました。
スマホのカメラとは一味違う、一眼レフならではの写真が、
スマホから簡単にアップできると言うわけです。
ここで気になるのが、スマホのバッテリーの持ち具合ですね。
予備電池や、充電環境を整える必要がありますね。


Eye-Fi 導入!


とにかくこれは便利!!
画期的過ぎて、にやけてしまうほどですよ!

「Eye-Fi(あいふぁい)」と言いまして、そのものはSDカードなのであります。
このSDカードには、無線LANの通信機能が内蔵されていて、
あらかじめ指定してあるパソコンに、
自動的に画像が転送される仕組みです。
カメラとパソコンをUSBケーブルで接続したり、
カメラのSDカードを抜いて、
パソコンのカードスロットに差し込んだり・・・・。
そういう一連の作業から開放されるんですよ。

セットアップも超簡単!
SDカードリーダーが付属しているので、
パソコンのUSBスロットルにセットします。
Eye-Fiカードに、アプリケーションが入っていて
セットアッププログラムを起動すれば、
後は、ダイアログにしたがって進んでいくと、
自動的に出来上がりです。

セットアップが終われば、Eye-Fiカードを
普通のSDカードと同じようにカメラにセットします。
試しに、いろいろ撮ってみると、
次々と、パソコンの中に転送されていきますよ。
転送先のフォルダなども、先のセットアップの時に指定できます。
外付けのHDDに撮り貯めるという使い方も出来ますよ。

撮った写真を、すぐに大きな画面で確認できるし、
スマホ感覚で、SNSにアップロードすることも出来ます。
また、Eye-Fi Centerというサーバーに自動でUPされ、
そこにアクセスすれば、何処からでも画像が確認できます。
また、仲間に教えて画像を共有、ダウンロードすることも出来ます。
なかなか、便利そうでしょう^^
実は、これだけじゃないんですよ、こいつの実力。。。。
自分で電波を出して、ネットワークの無いところでも
スマホ等に画像を転送することが出来るんです。
その、ダイレクトモードのレポートはまた今度・・・。


ストロボディフューザー


Amazonからの荷物を、飛脚が運んできた。
毎度、丁寧な包装で、かたじけない^^
たいそうな箱から出てきたのは、こんなもの。。。。

これを見て、すぐに何かわかる人は少ないでしょう。
結婚式とかで、良く見かけますよ。
実は、こうやって使うものです。

こうやって、ストロボの発光部にかぶせるんですよ。
ストロボディフューザーという名前です。
ご想像の通り、ストロボの光を和らげる働きがあります。
早速、試し撮りをしてみました。

上の写真が、ストロボをそのまま使った写真です。
背景に影がくっきり出ていますね。
下の椅子の影を見ると良くわかります。
それに比べ、下の写真は影が柔らかいでしょう?

影が柔らかいので、言い換えるとシャープではなく
若干ぼんやりした感じにはなりますね。
本来、ポートレートで威力を発揮する小道具です。
ストロボ光によるテカリを押さえ、
綺麗な肌に写るそうですよ。
秋祭りのスナップ写真で、その効果を試してみようかな?
いい写真が取れるかな?
露出の補正具合など、予習が必要ですね。


PLフィルターのススメ


PLフィルターは「Polarized Light」の略で、
日本語では「偏光フィルター」と呼ばれます。

最近、ドライブ用やフィッシング用のサングラスでも
偏光グラスを使ったものが多く出回っていますね。
ドライブ用では、反射光などからの幻惑から視界を守る役目。
フィッシング用では、水面のぎらつきを取り除く役目などに使われます。
写真撮影でも、無駄な反射光を取り除き
コントラストを上げる役目などがあります。

PLフィルターは、フィルター固定部分と
先端の回転部分があって、
取り除きたい光の、偏光具合に合わせて
フィルターの角度を変えて行きます。
このフィルターを使えば、
白い雲はより白く、青い空はより青く写す事が出来ます。
まだ、作例が撮れてないので
その話はまた今度。。。。
今日は、ガラスの反射光を取り除いて見ましょう。

我が家の、食器棚を撮影しました。
下の段の、ガラス面を見ると
ザッケローニ監督のインタビュー風景が
写っているんですが、お判りですが?
こういう、無駄な光を取り除くために
PLフィルターを使ってみると・・・・・。

ガラスの反射光が、無くなっているでしょう?
例えば、池の中の魚などを撮るときも
水面のぎらぎらを取り除き、
水中の魚が、くっきりと捉えられるわけです。
時間を見つけて、空の青や雲の白を撮る時の効果など
ご紹介したいと思います。
乞うご期待・・・ということで、今夜はこのくらい。。。。。


入道雲を撮る


今、泊まっているホテルは、
ごく普通のビジネスホテル。
部屋が明るく、遮音性も高く、
まあまあ快適に過ごせます。
中でも気に入っているのが、このお風呂。

ビジネスホテルと言えば、狭苦しいユニットバスが普通ですね。
最近では、大浴場を備えたところも増えて来ましたが・・・。
ここは、大浴場は無いけれど、各部屋のお風呂が全て窓際。
しかも、湯船が2段になっていて、
半身浴が出来る構造。
したがって、最近の楽しみは、
半身浴をしながらの、夕焼け鑑賞です^^

残暑厳しく、日中はハンパない暑さで、空は真っ青。
ところが夕暮れ時になると、入道雲が様々な表情を見せてくれます。
先日も、何気なく空を眺めていると、
どんどん、ドラマチックに変化してくる。。。。
慌てて、風呂から飛び出して、(服を着て)
カメラを持って、非常階段の踊り場へと走りました。

上から射す光は、エンジェルラダーとか言いますが、
下から指す場合は、なんというのでしょうか?
女神の後ろに射す後光のような光。。。。
とても神々しく、良い事有りそうな感じです。
もし良かったら、壁紙にでもお使いください。
サムネイルをここに置いておきます。
クリックしてダウンロードしてください。
無料です^^


フェルメールのカメラ箱


 

 

大人の夏休み計画第二弾と銘打って、

招待された結婚式を皮切りに、

二日間のハードな旅をこなして参りました。

熱の冷めないうちに、熱いレポートをしたい気持ちと、

そっと余韻に浸りたい気持ちが交錯中です。

最終日は、19時15分発の松山行き飛行機で帰るんですが、

そのタイムリミットまで、上野の東京都美術館にて

「マウリッツハイス美術館展」の鑑賞に時を費やしました。

 

 

目玉は、フェルメール作の「真珠の耳飾りの少女」

さすがの人気で、その絵の所は約30分の待ち時間でしたよ。

 

 

最後に、ミュージアムショップを駆け足で見ていると、

「カ・メ・ラ」の3文字が目に留まる。

「フェルメールのカメラ箱」という商品です。

いわゆるカメラ・オブキュスラの簡易組み立てキットですよ。

カメラ・オブキュスラというのは、現代のカメラの原型になったもので

前面のレンズを通して光が入り

スクリーンに像が写るという仕組みです。

フェルメールをはじめとする16世紀以降の画家が

これを用いて、絵を描いたと言われているそうです。

 

 

中を見てみると、結構な数の部品が入っています。

はさみや糊は使用しないでも組み立てられるようになっています。

接着部分は、付属の両面テープを使います。

テープにもA,B,C・・・の印刷がされていて

それを張る部分にも同じアルファベットが印刷されている。

 

 

詳しい組み立て手順を見ながら、

折ったり、差し込んだり、貼り付けたり、挟んだり・・・・。

ちょうど良い位の面倒さ^^

さて、だんだん形になってきました。

 

 

レンズが付いている外箱部分と、

スクリーンが付いている内箱部分が

スライドすることによって、

ピント合わせが出来るようになっています。

ミラーを使って、上面から覗くようになっていて

上下反対の像を正立になるようにしています。

左右は逆に見えるので

フレーミングはちょっと戸惑いますよ^^

デジカメをマクロモードにして、

像を撮影してみました。

 

 

部屋の窓辺の観葉植物。。。

なんとなく、レトロに写るのが面白いですね。

まさに、二眼レフの趣です。

 


Nikon1のニューギア、FD-N1


ニコンの、アドバンスドカメラ「Nikon 1」
こいつの新しいアイテムを、またまたゲットしました。

商品名は、FD-N1。
Nikon 1に、昔のキャノンのレンズを取り付けるレンズアダプターです。
レンズアダプターというものを使いますと、
異なったメーカーのレンズとカメラが
いろいろ組み合わせて使えるという優れものなんですよ。
ただし、制約もいろいろあって
使えないレンズや、使えない組み合わせも多くあります。
例えば、キャノンの古いレンズ(FDマウント)は
ニコンのカメラには使うことが出来ません。
マウントのフランジから、焦点面までの距離の関係で
カメラ内の機構に、干渉するからです。
ところが、Nikon1というカメラは、
このカメラ専用に新しく出来た、「1マウント」という独自のもの。
このマウントなら、キャノンのフランジバックを
気にすることなく、使えるということなんです。

マウントアダプターを、Nikon 1に取り付けて見ました。
これで、キャノンにEOS以前のレンズが
全て使えるようになります。
とは言っても、当然全てマニュアル操作。
ピントも、絞りも、シャッター速度も
全て手動で合わせなくてはなりません。

思い切って、キャノンの400mm超望遠レンズを付けて見ました。
35mm換算で、1080mmの超!望遠レンズになります。
これで、月を撮ったらどんなに写るでしょうか?
残念ながら、天の川どころか
窓からの、街の灯りさえ見えない。
織姫と彦星に負けないくらい、悔しい空模様であることよのう。。。。