ニコマートFt-n


 

久しぶりにノスタルジックカメラ紹介。

今回ご紹介するのは、ニコマートFT-n

 

実はこれ、私が高校生の時、

修学旅行に持って行きたくて、

土木作業のアルバイトをして買ったもの。

 

その当時、ニコンFという名機がありましたが、

学生にはとても手の届かないもの。

 

 

 

それでも、一眼レフが欲しくて、

エントリークラスの、この機種を選択しました。

 

測光は中央部重点測光。

絞り込み測光機能も備えていました。

 

シャッターは、サードパーティー製の

コパルスクエアという縦走りのシャッター。

短辺方向にシャッター幕を走らせることで、

高速シャッターが使え、1000分の1を実現。

当時の高級機と同等のパフォーマンスです。

 

 

持った状態で右肩の部分にある

巻き戻しノブが折れてしまってます。

 

ある時、フイルムを入れ替え中に、

うっかり落としそうになって、

ぽっきり折れてしまった。

それからは、巻き戻しは暗室で作業。

 

そのうち、ニコマートELやニコンEMなどを手に入れ、

ニコマートFT-nは出番が少なくなってしまいました。

 

そうは言っても、このカメラは、私のカメラライフの中では、

一番フィルムを費やしたものなので、とても愛着があります。

 

アイピースに取り付けた、アクセサリーシューは、

接点の無い、ただのホルダー。

こんなオプション品も、小遣いを貯めて

取り付けるのが楽しみで楽しみで・・・。(笑)

 

 

 

質実剛健そのもののボディー。

手に、ずっしりとくる重量感。

メカを操る喜びを与えてくれる、

青春の思い出の一台でありますの事よ。

 

 

 

 


煎りむかご


 

 

料理と呼んでいいのか、迷うほど簡単な

それでいて、奥深い旨さが味わえる「煎りむかご」

 

JAM_0165

 

「むかご」は、簡単に言うと、

山芋の種芋が、つるの途中にできたもの。

 

15mmから5mmくらいの大きさの豆状の芋が、

葉の付け根などに、コロコロとできます。

 

一番手っ取り早い採り方は、

雨傘を逆さまにして、芋づるの下で受け皿にしておいて

ツルについている「むかご」を、揺すったり払ったりして

傘の上に落とすのです。

 

 

JAM_0170

 

そうして採った「むかご」を、軽く洗って

フライパンで煎ります。

焦げないように、常時混ぜながら。。。。

 

 

2014-08-28

 

気長に煎ります。

 

張り詰めていた皮が、シワシワになるくらい。

時折、食べてみて火の通りを確認。

 

基本、山芋ですから、生でも大丈夫。

 

 

JAM_0178

 

 

煎りあがったら、ポクポクした食べごたえになります。

そこに、塩を振って出来上がり。

 

微妙な苦味と、地味な見た目が、

いかにも大人のオヤツという感じ^^

 

 

W_yamanoimo4101

 

フィールドでは、こんな感じで存在しています。

 

これから先、芋の葉が色づいてくるので

見つけることも容易になります。