料理と呼んでいいのか、迷うほど簡単な
それでいて、奥深い旨さが味わえる「煎りむかご」
「むかご」は、簡単に言うと、
山芋の種芋が、つるの途中にできたもの。
15mmから5mmくらいの大きさの豆状の芋が、
葉の付け根などに、コロコロとできます。
一番手っ取り早い採り方は、
雨傘を逆さまにして、芋づるの下で受け皿にしておいて
ツルについている「むかご」を、揺すったり払ったりして
傘の上に落とすのです。
そうして採った「むかご」を、軽く洗って
フライパンで煎ります。
焦げないように、常時混ぜながら。。。。
気長に煎ります。
張り詰めていた皮が、シワシワになるくらい。
時折、食べてみて火の通りを確認。
基本、山芋ですから、生でも大丈夫。
煎りあがったら、ポクポクした食べごたえになります。
そこに、塩を振って出来上がり。
微妙な苦味と、地味な見た目が、
いかにも大人のオヤツという感じ^^
フィールドでは、こんな感じで存在しています。
これから先、芋の葉が色づいてくるので
見つけることも容易になります。