公園に戦車がやって来た


 

 

 

最寄りのショッピングモール「eマート」

そこの近くの公園に、戦車がいるという噂を、

ホテルのロビーで耳にした。

 

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買い出しに行ったついでに、ちょっくら覗いてみたら。。。

なんと!本物の戦車が!

 

公園の美しい芝生の上に鎮座ましましている。

 

 

 

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いくら、休戦中の韓国とはいえ、

戦車が、公園で臨戦態勢をとっているわけはない。

 

どうやら、ここに常設展示されているらしい。

 

細かな部品まで、間近かに見られる。

プラモデル小僧のハートを射抜く大砲だ。

 

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こちらには高射砲も展示されている。

戦車に比べると、その口径はかなりでかい。

何インチ砲というのか・・・?

 

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説明看板があるんですが、すべてハングルで

何のことやらさっぱりわからない。

 

 

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さらに芝生の中を歩いて行くと、

今度はF4ファントムがいらっしゃった。

超音速ジェット戦闘機の名機。

 

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なんと、柵の外からこのF4ファントムに触れることが出来ます。

入場料も要らない、ごく普通の芝生公園で、

1分の1のジェット戦闘機に触れることは、

プラモデル小僧にとって、夢の風景ですのことよ。

 

 


韓国のカラスはオシャレさん


 

 

 

こちら韓国の、街中や公園で、

ごく普通に見られるこの鳥。

日本では、あまり見ないような気がしますが・・・。

 

 

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調べて見ましたら、韓国の国鳥だということです。

 

韓国では、「カチ」と呼ばれているそうで、

日本中にカラスがいるように、

韓国中に、「カチ」が居るのです。

 

 

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カラスみたいに悪さはせず、

むしろ縁起の良い鳥として親しまれています。

 

韓国ではゴミ集積所の

ゴミ袋を破って食いちらかすカラスがいないので、

カラスよけのネットやフェンスがありません。

 

そういう点は羨ましいですね。

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それどころか、収穫時期のイナゴなど

害虫を食べることから、益鳥とされているそうです。

 

また韓国では、七夕伝説における織姫と彦星の

間をつなぐ掛け橋の役を担う鳥として、

広く親しまれているそうな。

 

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分類的には、カラスに近いんですが、

お腹に白い部分があるだけで、

印象が、こんなにも違うんでしょうか?

 

やっぱり、見た目って大事なんですね^^

 

 


くろがね四起!・・・なのか?


 

 

先日紹介しました、ノスタルジックな建物の店。

その前に停まっている古い車が、

ちょっと気になって、もう一度取材に行ってみました。

 

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もしかしたら、「くろがね四起」じゃないかと・・・。

 

くろがね四起というのは、1936年から量産された、

日本独自開発の、四輪駆動車です。

 

アメリカがJeepを量産するよりも7年も前。

すでに、日本は小型のマルチパーパスビークルを

開発、量産していたんですね。

 

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開発したのは、その頃 3輪自動車を作っていた

「くろがね」というメーカー。

今は日産の関連会社になっています。

 

四駆じゃなくて、四起(よんき)

その当時は、四輪起動と言っていたそうです。

 

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何とも言えない、そのゆる~いシルエット。

完成度高いですよね。

 

 

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前輪下を覗いてみると、やはりデフがあった。

四駆には間違いない。

 

その他、なにかヒントは無いかと

車の周りをぐるぐる回って観察。

 

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銘板らしきものは見当たらず、

くろがね四起だという確証は得られません。

 

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後部座席は、中央に一つで三人乗りのようですよ。

バギーのような、アールの付いたドアのライン。

ひじ掛けになる高さなんですね。

 

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インパネを見てみると、

スピードメーターは時速120kmまである。

 

くろがね四起であるなら、

冷却ファンを持つ強制空冷V型二気筒ガソリンエンジン。

出力は33馬力。

時速120kmは無理でしょう。

 

 

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ハンドルを見ると、なんとスズキのハンドル。

 

たぶん、これは後からつけた物でしょうね。

 

 

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さらに、ヘッドライトを見てみると

KOITO製作所のヘッドライト。

 

いろいろ、入り混じっていますね。

 

レストアする中で、こうなってしまったのか?

謎は深まるばかりです。

 


韓国でうどんを食らう


 

私は、「愛媛うどん部」という団体に所属している。

部員数82名(2015年6月25日現在)

うどんについてあらゆる角度から研究し、

造り、味わい、そして、楽しむ団体である。

 

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韓国の街中で、このような暖簾を発見したら、

体当たりレポートをしないわけにはいかない。

 

平泳ぎの様に、暖簾をかき分け

店内へと滑り込んだ。

 

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なんと!そこはまるで純喫茶のような造り。

日本のうどん屋との違いは、そのハード面だけではなく

空気にも違いがある。

 

讃岐うどん店に入るとふつう、

出汁の香りが充満しているものである。

 

その、出汁の香りが漂ってないのである。

 

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とりあえず、やたらクッションの良い、ソファーに腰かけ

メニューに目を通す。

 

天ぷらうどん、きつねうどん、

玉子うどん、かけうどん。。。。

かけうどんが5000ウォンだから、600円くらい。

新宿より高いけど、それはまあ仕方ないか。

 

かけうどんで勝負できるとは思えないので、

ここはスペシャルメニューの「おでんうどん」をチョイス。

 

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運ばれてきたおでんうどんは、

麺が見えないほど、おでんが乗っている。

 

レンゲで出汁をすくって一口すする。

これ、ヒガシマルのうどんスープの味です。

つまり、そこそこ美味いということですよ。

 

しかも、おでんの練り物から、

さらに出しが沁み出して、なかなかのお味です。

 

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さて、麺はというと、これがまたなかなかのコシ。

若干細めで、エッジこそ立ってないけど、

艶もあるし、もちもち食感も好印象。

どうやら、乾麺のようですね。

 

艶々しすぎて、出汁との絡みがイマイチ。

でも、トータルでは、なかなかイケる。

 

 

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うどんもさることながら、このおにぎりが絶品。

韓国海苔が巻かれていて、ゴマ油の風味がたまらん。

これだけ、お代わりしたいくらいでした^^

 

 


ジャンピング・スティルト


 

 

歩行者天国の真ん中で、ちょっとした人だかり。

若者が、たむろしているその足元に、

何やら躍動感あふれる代物が装着されている。

 

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ストリートパフォーマーなのでしょうか?

もしそうなら、カメラを向けると反応するはず。

 

それとなく近づいて、おもむろにレンズを向けてみた。

 

 

 

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案の定、二人の若者は、

パフォーマンスを始めましたよ。

 

昔、ドクター中松という人が、

靴底にスプリングを付けてピョンピョン跳んでいた。

原理的には良く似ているけど、

こちらの方が、かなりスポーティー?

 

 

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「ジャンピングシューズ?」と聞くと、

「NO! ジャンピング・スティルト」というお答え。

跳ねる竹馬ということです。

 

その動きは、ちょうどトランポリンのよう。

高く飛んで、空中で様々なポージングをする。

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最高で2.5m位は上がってますよ。

 

上手くなると、宙返りも出来るそうです。

 

さらに、上手く走ると、かなりスピードが出るそうです。

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これを作っている会社は、韓国発祥の会社で、

今も本社は韓国にあるようですよ。

 

これから日本にも浸透してくるような

予感がしますが、いかがでしょう?

 

 


スイーツは歩きながら


 

 

さて、この店は何の店でしょう?

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ハングルばっかりで、なんと書いているのかわからない。

しかし、近づけばすぐわかる。

香ばしい香りが襲い掛かって来ます。

 

 

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そうです、ここはワッフルのお店。

目の前で焼いてくれて、

いろいろなトッピングが楽しめるという店です。

 

 

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ここの売りは、蜂蜜たっぷりのワッフルで、

おねぇさんが、愛想よく話しながら作ってくれるんですが

何を言っているのかわからないから、

こちらも、愛想笑いをするばかり。

 

 

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しっとりというよりは、サックリとした食感で、

蜂蜜の沁みたところが、癒しの甘さ。

 

このあたりを歩いている人の多くが、

これを食べながら歩いていたので、

ずっと気になっていたんです。

 

ようやく、仲間入りが出来たようでちょっとウキウキ。

一応、食べ慣れているふりして、

鼻歌交じりで、かじるのでありました。

 

 


韓国ローカル線の旅


 

 

最寄りの駅から、隣町へ列車の旅。

予讃線の「しおかぜ」に乗って高松へ行く感じ。

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最寄りの駅、亀尾駅。

亀尾と書いて「GUMI」。

発音は「クミ」ですよ。

釜山も「BUSAN」と書いて「プサン」

最初の濁音は半濁音に置き換えられるのかな?

 

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これが駅の建物です。

出来てまだ数年だそうですよ。

ショッピングモールと一体になった

都会的な造りです。

 

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電光掲示板も、まるで新幹線の駅のよう。

マーズ対策で、カメラによる体温測定がされています。

 

しかし、マスクをしている人は少ない。

 

 

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電車が入って来ました。

写真では分かりづらいですが、

予讃線に比べると、線路の幅が広い。

いわゆる、ワイドゲージというやつですね。

 

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先頭の形も、新幹線に似ている。

しかし、路線自体は日本の新幹線の様に

高架にはなっていないようですね。

 

この車両の上に、もっと上級のシリーズがあるそうですが、

その車両は見ることが出来ませんでした。

 

 

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これは、実際に我々が乗った車両で、

上の赤い流星みたいなのよりは格下の車両。

 

まさに、「しおかぜ」みたいな車両です。

動力車が先頭にあって、

他の車両を引っ張るシステムなので、

客室内は、すこぶる静かです。

 

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さらにすごいのが、チケットの販売システム。

スマートフォンのアプリで、すべてが完結。

カード決済して、座席指定も出来ます。

検札も、スマホを見せればOKです。

これは、日本も取り入れてほしいものですね。

 


お洒落な韓国ランチ


 

 

現地のスタッフが素敵なランチを紹介してくれました。

街中の大通りに面したビルの二階。

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「han:sang」というお店。

看板だけでは、何の店か分からない。

旅行者には絶対見つけることが出来ないでしょう。

 

言葉では難しいほど素敵でした。

写真で、雰囲気を伝えたいけど

さて、伝わるかな?

 

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ここは、基本的にメニューは一つだけなんですよ。

一か月間は、ずっと同じメニュー。

 

まず、階段の上り口にこのようなメニュー。

今月はこれです的に書いてあると思うんですが、

コースになっていて、全部で一人11000ウォン。

 

円換算で1300円くらいでしょうか。

 

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とにかく今、大人気で昼時は相当待たなければならない。

この店には、電話が無く、予約は受け付けてないそうです。

電話に出る時間さえ、惜しまなければならないほど

てんてこ舞いなのだそうです。

 

広い店内は、シンプルなイスとテーブルで、

とても明るく、清潔感が感じられます。

今流行りのオープンキッチンで

厨房の中では、カッコいいユニフォームで

テキパキ仕事をさばいている様子が見えます。

 

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我々は2時ころに行ったので、

15分待ちほどでテーブルに案内されました。

 

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着席すると、窓からは公園が見える。

緑が気持ちいいです。

公園のベンチには、もれなく、

それぞれカップルが語らっている。

その様子をじっくり観察する間もなく、

料理が運ばれてきました。

 

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メニューが一つなので、出てくるのは早い。

3人分が、一つの皿で運ばれてきます。

韓国では、シェアして取り合うのが普通。

取り皿さえないのですよ。

しかし、お店のスタッフが気を効かして、

(日本人だと察知して)

「取り皿をお持ちしましょうか?」と

問かけてくれました。

郷に入れば郷に従えという訳で、

みんなで仲良くつっつきます。

では、料理を見ていきましょう。

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先ずこれは、スイカとオレンジの入ったサラダ。

パルメザンチースが振り掛けられているので

シーザーサラダのようですが、

ベジタブルオンリーでヘルシーな感じです。

 

 

 

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これは、イカと韓国餅の辛いのん^^

ピリ辛です。

一番上と、一番下に、ライスペーパーのカリカリ。

これを割りながら、一緒に頂きます。

 

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これは、寒天のオイル炒め。

ヘルシーな感じですが、スパイシーでもありますよ。

 

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はい、こちらはコロッケ。

揚げたてなので、やけどしそうなくらい熱くて、

それが何よりの御馳走。

ハフハフ言いながらいただきます。

 

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ご飯には、韓国のりのもみ海苔。

 

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そして、最後にラーメン。。。。

のようですが、これ実は冷麺。

水キムチのスープ。

ゆで卵の下にはコチュジャンが隠れていて、

なかなかのパンチ力です。

 

 

2015-06-21

写真を撮り忘れたんですが、

デザートはアイスクリーム。

それも、コーンに入ったものを持ってきて、

お皿の上で店員さんがハンマーを使って割る。

そのイベントがまた、面白い。

 

飲み物も、すべて生ジュース。

すぐ目の前で、ひとつずつジューサーで作る。

これがまた、抜群にうまい。

ただ、どれもストローが2本刺さってくるです。

そう言えば、周りの客はみんなカップルでしたよ。

ご馳走様でした。。。

 

 

 

 


炭火焼サムギョプサル


 

サムギョプサルは、主に石版や鉄板などで、

にじみ出た脂を、流して落とすシステムですが、

今日の店は、炭火でいただくまさに、BBQです。

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ちょうどいい感じに熾った炭が運ばれてきて

センターの穴にセットされました。

 

大きさは練炭火鉢くらいですよ。

 

周囲のドーナツ状のところは

水が入っていて、落ちた脂を受けるようになっています。

 

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さあ、BBQの始まり始まり^^

カルビを並べていきますよ。

 

ここの店も、肉の管理はお店の人。

焼け具合を見ながらひっくり返して、

焼けたら、網の隅に置いてくれます。

 

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面白いのがこのパイプ。

蛇腹になっていて、伸び縮みします。

煙も臭いも吸い込んで、部屋の外へ吐き出す。

 

それだけではないんですね。

 

やたらパイプの口が接近しているでしょう?

これで空気の流れを炭にも及ぼし、

炭の火の勢いをキープするんです。

 

炭火と言えば、吹いて熾すイメージですが、

逆転の発想、吸って熾すという訳です。

 

 

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焼けたら、例によってサンチュとコチュジャン。

肉を食っているという重さが無い。

あっさりとした味わいでどんどん入る。

こんなに食べれるか?と思っていた肉も、

不思議とすすむんです。

 

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こちらは、オニオンスライスの入った

さっぱり系のたれ。

ポン酢みたいな感じで、これがまたコンガリ肉にベストマッチ。

 

帰って体重計に乗るのが怖いです。

 

 


石焼ビビンバを食らう


 

 

海外では良くあるパターンの間違いですが、

どうしてもツッコミたくなる。

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あえて解説はしませんので、

画像拡大して、謎解きしてみてください。

 

 

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うどんが、ろどんだったり、ちどんだったり・・・(笑)

 

間違い日本語に釣られて、入ってみます、

 

こんな、間違いだらけのお店でも、

日本語に触れられるだけでちょっとうれしい。

 

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さて、注文したのは怪しい日本食ではなく、

韓国料理の定番、石焼ビビンバ。

 

見た目は、ごく普通でしょう?

 

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コチジャンが、こんな大きな入れ物でやって来た。

 

うっかり、ぶちゅっと出してしまうと

とんでもないことになるので、ここは慎重に。。。。

そして、しっかり混ぜ混ぜ。

 

ホンノリ色づく程度でまとめてみました。

 

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これまで食べた石焼ビビンバの中でも、

最上級の美味さでしたよ。

 

ナムルや海苔から、旨みが溶け出していて、

おこげもいい感じに仕上がった。

 

食後にふと思ったんですが、

あの日本語の間違いは、

日本人を釣るために、わざとやってたりして。

まあ、今日は釣られて良かったのではありますが・・・・^^。