私は、「愛媛うどん部」という団体に所属している。
部員数82名(2015年6月25日現在)
うどんについてあらゆる角度から研究し、
造り、味わい、そして、楽しむ団体である。
韓国の街中で、このような暖簾を発見したら、
体当たりレポートをしないわけにはいかない。
平泳ぎの様に、暖簾をかき分け
店内へと滑り込んだ。
なんと!そこはまるで純喫茶のような造り。
日本のうどん屋との違いは、そのハード面だけではなく
空気にも違いがある。
讃岐うどん店に入るとふつう、
出汁の香りが充満しているものである。
その、出汁の香りが漂ってないのである。
とりあえず、やたらクッションの良い、ソファーに腰かけ
メニューに目を通す。
天ぷらうどん、きつねうどん、
玉子うどん、かけうどん。。。。
かけうどんが5000ウォンだから、600円くらい。
新宿より高いけど、それはまあ仕方ないか。
かけうどんで勝負できるとは思えないので、
ここはスペシャルメニューの「おでんうどん」をチョイス。
運ばれてきたおでんうどんは、
麺が見えないほど、おでんが乗っている。
レンゲで出汁をすくって一口すする。
これ、ヒガシマルのうどんスープの味です。
つまり、そこそこ美味いということですよ。
しかも、おでんの練り物から、
さらに出しが沁み出して、なかなかのお味です。
さて、麺はというと、これがまたなかなかのコシ。
若干細めで、エッジこそ立ってないけど、
艶もあるし、もちもち食感も好印象。
どうやら、乾麺のようですね。
艶々しすぎて、出汁との絡みがイマイチ。
でも、トータルでは、なかなかイケる。
うどんもさることながら、このおにぎりが絶品。
韓国海苔が巻かれていて、ゴマ油の風味がたまらん。
これだけ、お代わりしたいくらいでした^^