アウトドアで、上手にご飯を炊くことは
ひとつのステイタスだったのに、
いとも簡単に、美味しいご飯が炊けるなんて・・・・。
「美濃の郷」という、釜めしの専門店。
こんなに美味しそうな釜めしが、炊き上がりましたよ。
我々が、飯盒炊爨するとき水加減にすっごい気を使い、
また、火加減にすっごい集中力を使い、
焦がさないタイミングや、蒸らす時間など
どれだけエネルギーを使っているか・・・。
にもかかわらず、こんな固形燃料の炎で、
しかもほったらかしで、
お店のおねいさんが、もうイケますよと言う
そのアバウトなタイミングで、
なぜ、こんなに上手くご飯が炊けてしまうのか?
これまでの努力は、何だったのか?
それほど、あっけなく、
しかも、めっちゃ美味しい釜めしです。
具だくさんで、絶妙な味加減。
小振りな茶碗に山盛り3杯ありましたよ
そして、最後の一杯は、
わさびとアサツキを乗せて、
その上から、昆布茶をかける。
具材から染み出た風味と、薄っすら醤油が
昆布茶に溶け込んで、上等な出汁に変化して、
思わずおかわりっ!と言いたくなったけど、
釜の中には、もう、お焦げさえ残ってないのでありました。