ミノルタ・メモというカメラ。


 

我が家にあるカメラの中で二番目に古いもの。

戦後間もない頃の製品で、底面には

「MADE IN OCCUPIED JAPAN」の刻印があります。

 

つまり、占領下の日本製ですよと言う意味。

まだ、サンフランシスコ講和条約が発効していない時代です。

 

そんな時代とは思えない、洒落たデザイン。

今でも十分通用するようなスタイルです。

 

カメラの名前は「MINOLTA-MEMO」

シャッターは、バルブと25分の1、50分の1、

そして100分の1。

絞りは4.5~16。

焦点距離は50mm。

35mmのフィルムを使うので、今でも現役ですよ。

 

 

 

 

このカメラには、ベークライト製の

このようなレンズキャップが付属しています。

 

 

キャップを取り外すと、

2分割できるようになっています。

 

そして、外側の方をひっくり返して、

レンズに取り付けると・・・

 

なんと、このようにレンズフードになるんです。

なかなか素敵なアイデアでしょう?

そして、この姿がまたかっこいい^^

 

寒い夜は、こたつに入って、

ノスタルジックカメラを愛でるのが、

至福の時間なのであります^^

 

 


「ミノルタ・メモというカメラ。」への3件のフィードバック

  1. 私もミノルタメモが発売されて直ぐに買いました。

    初めてのカメラ。母に無心した6000だったと記憶している。
    当時は蛇腹式のカメラが多かったが、このカメラは折りたたむことなく
    簡単な構造で使い易かった。
    暫く使ったが売り払ってしまったが後悔している。
                           87歳

  2. 私は 試作当初から, 製品の一環作業性能効果に夢を抱き続けた組立課一作業員でした。「フイルム巻上げ レンズシャッターチャージ、適度な焦点深度のヘリコイドレバー調整の元 一瞬でシャッターボタンON」カメラ振れ暇を知らないメカニズム
    から切り取れるスナップの表情に、新時代35ミリカメラの
    黎明を感じていました。個人的には大旨3メートルレンズ繰り出し値でクリック仕様製作し 常焦点ポイントを実用化したが製品には反映されませんでした。

  3. 私には懐かしい写真入門のカメラでした。1950年ころ、米国人と交流のあった父が、もらい受けたメモを小学生の私にくれたのが、カメラいじりのはじまり。以降現在までに30台以上のカメラを使いまくっています。今から考えるとあの「メモ」、大事にしておけばよかったのに、ビス止めのコッキングレバーがネジが外れて紛失。結局教材用に?分解してしまいましたが・・。             

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