さて、いよいよシコチュー横断ウォークの日。
アウトドア情報番組「レッツエンジョイ!!」の収録です。
愛媛県と徳島県の境目にある、
その名も、境目峠からの出発です。
5時半に、コスモステレビに集合。
そこから車で運んでもらって、6時から歩き始めました。
年明けからこっち、暖冬でぽかぽか日和続きだったのに、
前日から急に、冬将軍が舞い戻り、
朝の気温は3℃でした。
歩き始めたら温かくなるかなと思いきや、
風も強くて、震えあがりながらのスタートとなりました。
境目峠から、旧国道192号線をクネクネ下り、
境目トンネルの近くで、現192号線に出て、
そこから、どんどん川之江の街に向けて下ります。
途中、椿堂で最初の休憩。
ここでは、コスモステレビの茶道部の皆さんが、
抹茶でもてなしてくださいました。
冷え切った体に、これほど有難いものはない。
心も体も。大変暖まりました。
さて、椿堂を後にしたら、蛍の生息する、
金生川のほとりを、どんどん下りますよ。
この頃、時折陽も射して、
快適にウォーキングしておりました。
さて、次なる目的地は「槍下げの松」
土佐藩の参勤交代に使われた、土佐北街道沿いにあります。
ここでは、川之江銘菓「柴田の最中」を頂きます。
土佐藩主も、この最中を大変好んだという、
この地に因んだお菓子を、
ミルクボーイをフィーチャーしながら頂きました。
さっきまで陽が射していたのに、
その後は、強風とみぞれに襲われる。
もう今日は中止にしようかと、
弱音を吐きそうになるくらい、厳しい空模様。
それでも、旧伊予三島へと突入して、
国の天然記念物である、「松柏の大柏」までやって来ました。
樹齢1200年の、ちょっと怖いほど
迫力のある古木です。
まあまあ圧倒されました。
さて、この後撮影クルーは交代です。
交代したら、北へと下り、三島神社へやって来ました。
ここでは、弥生時代に祀られた巨石群の「いわくら」のそばで、
三島銘菓「いわくら太鼓」を頂きます。
この後、進路を海沿いへと移し、
JA宇摩の「じゃじゃうま市」へとやって来ました。
ここではジェラートを頂きましたよ。
写真は、苺とブルーベリー。
その他に、かぼちゃ、抹茶、お米、サトイモなど、
各自、それぞれ、いろいろ頂きました。
海沿いの道を西へ西へ・・・・。
この頃、北風が前進を阻みます。
次の目的地は、江之元の自動販売機のうどん。
そう、もう少しで暖まれます。
さあ、いよいよ今日の昼食。
(ずっと食べてるけど)
寒川名物の「青木のえびちく」を各自一本握りしめます。
自販機うどんは、この日は蕎麦になっていました。
蕎麦と海老竹輪が、絶妙にマッチング。
自販機とは思えないクオリティーですよ。
さて、行程は約20km。半分歩きました。
ここで、撮影クルーは第3班に交代です。
さて、土居町に入りました。
土居で最初の目的地は「松風橋」
県内で現存する唯一の煉瓦の橋。
緻密に組まれた煉瓦が、美術品の趣。
国の土木遺産に指定されています。
次なるおやつは「藤田製菓の苺」
一人ワンパック。
これを、食べ歩き。
酸味と甘みのハーモニーを味わいながら、
いよいよラストスパート。
しかし、疲れ切った足には、
ここらが大変でした。
急坂ではないけれど、休みなく登り。
しかも、ずっと先まで見通せる道なので、
行けども行けども進まない感覚。
出発してから約10時間。
本当によく歩きました。
ゴールでは、1班と2班の撮影クルーが
テープを張って待っていてくれました。
40km!良く歩きました。
この感覚は、言葉では表せない。
本当に、良い経験になりました。
しかし、これだけ運動したにもかかわらず、
体重は増えていたという、オチでありましたよ^^