さて、昨日の中間リングの話のつづき。
実は、Nikon用も持っているのです。
中間リングというと、昔は高価だった。
とても、アマチュアカメラマンには手が出ない。
それが、プラスチック成型技術が向上し、
ずいぶん安く、手に入るようになりました。
質感的には、金属製のシャープさが無く、
かなり残念な手触りになってしまったけど・・・。
およそ、3分の一の値段ですよ。
そもそも、中間リングってなんですか?
それは、カメラとレンズの中間に入れる、
リング状のアダプタです。
ただのリングであって、
そこにレンズは入っていません。
我が家にあるのは、36mm、20mm、
そして、12mmの三種類。
マウント部には、シグナル接点が備わっていて、
レンズとカメラの信号のやり取りができます。
したがって、オートフォーカスも利きますよ。
このリングを挟むことによって、
撮影倍率が上がるのです。
つまり、マクロ写真が撮れる。
ちょうど、虫眼鏡を覗いたように・・・。
リングの厚みが厚いほど、
倍率が上がります。
三枚のリングを、いろいろ組み合わせたり、
一枚だけ使ったりして、
好みの倍率をチョイスするわけです。
例えば、このノースボールを撮ってみましょう。
普通に、近づいて撮ったらこんな感じ。
20mmのリングを挟んで撮ったら
このくらい拡大できます。
さらに、全部のリングを挟んでみたら、
こんな写真になりました。
まあ、拡大すりゃ良いというものではないですが、
理科の実験観察みたいで面白いでしょ^^