元箱入りの、アサヒフレックス用接写リング。
なかなかレアな逸品ではないでしょうか?
箱は、表面がベルベッドのような加工で、
高級感が漂っています。
文字は、金色の型押しで、
新品の時は、さぞ美しかったと思われます。
蓋を開けると、4つのサイズの接写リングが
綺麗に収まっています。
そもそも、接写リングと言うのは何でしょう?
これは、カメラとレンズの間に挟むことによって、
ピントの合う距離をググッと縮めて、
被写体をググッと大きく映すというものです。
間に挟むリングの厚みによって、
その効果がググっと変わります。
厚みが厚いほど、大きく映すことが出来るので、
色々な組み合わせで、好みの拡大率を選べます。
本来なら、ここで作例をお見せしたいところなのですが、
実は、この接写リングが
使えるカメラを持ち合わせていない。
このリングのネジ径は、37mm。
アサヒフレックス専用なのです。
アサヒフレックスのあとから出てくる、
プラクチカマウントは42mm。
そのサイズなら、フジカやペンタックスなど
いくつか持っているのですが、
37mmは持っていないのであります。
さて、アサヒフレックスを手に入れるべきなのか?
この、宝の持ち腐れを処分するべきか?
悩みどころなのであります。