待ちに待ったヨットクルージングの日。
いよいよ、黄昏時の瀬戸内に滑り出しますよ。
ヨットと言えば、ちょっと専門的で、
素人には安定性に欠けるような気がしますよね。
ところが、今回クルージングに連れて行ってくれるヨットは
カタマランと呼ばれる形で、
写真のように、双胴船になっているんですよ。
したがって、とても安定しています。
こちらが船長さん。
めっちゃかっこいい、頼りになるキャプテンです。
安定しているてとは言っても、ヨットはヨット。
一通りの安全に関する注意事項を、
丁寧にそして面白く話しながらレクチャーしてくれます。
最初は、みんな恐る恐るでしたが
しばらくするとすぐに慣れてきてます。
大きな船が残した波を、乗り超えながら進む時は
ちょっとしたテーマパークのアトラクションのよう^^
ワーワー言いながら、童心に帰って大騒ぎ!
そして、最後部のこのネットの上が特等席。
網越しに聞こえてくる波の音が、いわゆるヒーリング。
高松のヨットハーバーを4時半に出発。
まずは女木島へ向かって走ります。
女木島の港を経由して、島の東側を沖へと進む。
しばらくすると男木島が見えてきます。
秋の日暮れは、つるべ落としと言うとおり、
どんどん、太陽は水平線に近づいて、
影がどんどん長くなる。。。
男木島の手前を西に曲がって、
瀬戸大橋が見える辺りへやって来ましたよ。
日没時間がちょうど6時ころ。。。
その時間に合わせて、キャプテンは我々を
夕日鑑賞スポットへと連れて来てくれます。
そのポイントは、潮の流れや風の向きで
ご覧のように、さざ波さえ立ってない、
海がまるでスライムになったようなところ。
キャプテンの話では、きっと今日は
琵琶湖より穏やかだそうですよ。
さあいよいよ、日没の時間。
瀬戸大橋のシルエットが、これまたカッチョいいです。
この頃からみんな寡黙になった。
いつもとおんなじ日没なのに、
何故かハートに染み入る荘厳さ!
飲み物や、おやつをたっぷり買い込んで行ったんですが、
あっという間のクルージングで
飲み食いする時間ももったいないほど。
本当に濃い時間でした。
日が沈み、高松の街を振り返ると、
はや、夜の灯が灯り始めて、
ゴールデンアワーが始まっています。
みんながみんな、オカに上るのが寂しい!と
余韻にどっぷり浸かったまま、
港へ帰って来ました。
あっという間の、そして密度がめっちゃ濃い
秋の瀬戸内クルージング。
もうこれ!絶対!リピーター決定です!