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◎火曜日だ。
「週間アスキー」の発売日だ。
いや、正確には明日が発売日だが
流通の具合によっては 火曜の夜に店頭に並ぶ。
仕事の帰り道、「宮脇書店」に寄ってみたが
まだ先週号の週間アスキーが並んでいた。
仕方ない。明日もう一度寄ってみよう。
「週間アスキー」は、360円と安い割りに
硬軟織り交ぜた内容で、デジタルな新製品のレビューもあれば、
自作PC用のパーツの動向、あるいはガンダムの歴史、
さらには秋葉原のグルメ紀行まで、
1週間かけて読むには丁度いい雑誌だ。
半身浴しながら、少々濡れても惜しげなく
だらだら読みふけるに 向いている。
週末には ふやけて倍の厚みになっている。
週が明けたら 発売日が待ち遠しい。
◎寄り道ついでに、隣の「ハードオフ」に寄ってみた。
何か目的があるわけでは無いけれど
「中古でもそんなに安くないなあ~」と
思いながら、眺めて歩くだけ。
の、はずだった。
中古カメラのコーナーで、1台のカメラに目が止まった。

自称「クラシックカメラ・コレクター」で、
一応、戦後間もない頃のカメラからデジ1まで
大小・新旧あわせて70台ほど所有しているから
少々の事では、食指は動かない。
特にハードオフでは。
ところが、写真のカメラが1050円で並んでいたのだ。
このカメラは、フィルムカメラのAF1眼レフで
初心者向け、入門者向け。
シャッターを押せば、誰でもそこそこの写真が撮れる
ファミリーユースのカメラだ。
このクラスのカメラなら、普段は無視するのだが
今夜は、値段もそうだけど このカメラとカメラに合うレンズを
持っていることに気が付いたのだ。
確か、カメラはボロボロだったけど
レンズは使えるはず。
さっそく買って帰って、レンズを付けてみようと思った
が、カメラもレンズも見当たらない・・・・。
家中、といってもカメラを置いている所は
限られているので、そこを 必死で探したが見当たらない。
とりあえず、風呂に入って
その後でもう一度 ゆっくり探そうと 思ったら
風呂の中で、急に思いだした。
あれって、下取りに出したんだった。
秋の天皇賞で、18万ほど儲けた時に
NIKONのD80を買ったのだけど
古いカメラを持ってきたら、さらに1万引きという
キャッチフレーズに誘われて 
ボロボロのあのカメラを持って行ったのだった。
そういえば、それはあの「ハードオフの」隣の
「カメラのキタムラ」ではなかったか。
もしや?と思いよくよく 今日のカメラを見てみると
なんだか、自分が下取りに出したカメラに似ているような
似ていないような・・・・。
◎週間アスキーの、運勢のページを見てみると
買い物は慎重に、と書いていた。