紙袋の中に・・・


先日、六本木ヒルズに登山?に行った時
森美術館で、こんな面白い物を見つけたんです。
ガラスのケースに入った、エルメスの紙袋。

でも、なんだか穴が開いているでしょう?
袋の口から、中を覗くと・・・・

一本の木が立っているでしょう?
もう一度、上の写真と比べて見ると、
その木は、切り取った袋の一部から出来ているのです。
次は、シャネルの紙袋。
やっぱり、穴が開いています。

そして、中を覗くと、一本の木。
光線の工夫もあって、なんとも不思議な空間です。

袋の穴は、幹の穴と葉の穴と
二つあいています。
次は、マクドナルドの袋。

Mの字の、黄色いところが
幹に使われています。

葉は、白い中に
「お早めにお召し上がり下さい」
の文字が残像のように残っています。
次も、マクドナルドの袋。

袋の、細かな、そして色数の多い所が
葉っぱに使われています。

なんとも、不思議なアートでしょ^^
木にあたる光は、もともと木の素材があった場所を
貫通して来る光。
その光が、木の根元に 木の陰としてではなく
成り立ちのポジとして、光っている。
ボンヤリ眺めているだけで、
いろいろイメージをかきたてられますね。