伊予製麺!??


ちょうど3週間の出張でした。
いよいよ、今日が最後の夜。明日は四国への帰路に着きます。
最後の夜、何を食べて旅を終えようか・・・・。
レンタカーも返してしまい、歩いて行ける所・・・・。
アテもなくふらふらと歩いていると、ちょっとした人だかりが。。。
女子高校生が記念写真を撮ったりしています。

看板を見てください。
「伊予製麺」です!
と言っても、初めて聞く名前ですが・・。
なんと、東北福島で伊予の文字を見ることになろうとは!
しかも、手打ちうどんです。
日本中、何処へ出張に行っても
うどん屋には先ず入りません。
大体が がっかりするから。
でも、伊予と書かれるとちょっと興味を惹かれますね。
早速のれんをくぐってみましょう。

四国では、ごく普通に見られるセルフタイプのうどん屋です。
入ったらまず、お盆を持ってレーンを進みます。
次のポイントで、かけや、釜あげ、釜玉、などの種類と
大盛りと並みの選択をします。
次は、トッピングを選択するコーナー。

天ぷら類の種類は豊富。
茄子、かぼちゃ、さつまいも、ゲソ、キス、イカ、レンコンなどなど・・・。
値段も80円から130円と、かなりリーズナブル。
鳥からや、ウインナーなんかもありますよ。
おにぎりやいなり寿司もありますが、これらは
コンビニのそれのように、ナイロン包装されたものです。
私は釜天を注文。あと、レンコン天とげそ天をチョイス。
釜あげが上がるまで、しばし店内観察。

「故郷は四国の伊予。選び抜かれた原料を使用し 
 手打ちの技法に心を込めて昔懐かしい味」
なんだか、コッパズカシイ^^
「四国製麺は、四国八十八箇所巡礼お遍路さんの
 唯一楽しみの食べ物・・・・昔ながらのこだわりの味」
日本語が少し変です。
海外で、間違った日本が伝わっているみたいな^^

そうこうしているうちにうどんが出来上がりました。
揚げたてうどんは、当然熱々で
玉子をいい感じに半熟に仕上げてくれます。

麺も、しっかりエッジの立った艶のあるうどんです。
腰も問題なし!
かなりなレベルです。
四国でも、これ以下がかなりある。
オプションはというと、サクサクのレンコン天。
写真を撮る前に2口かじってしまった。

げそ天は、四国のそれと比べると
半分くらいの大きさしかありませんが、
いろいろ味わうには このくらいのほうがいいかも ですね。
ざるうどん、かけうどん、釜あげうどんの並みが260円。
これも、四国の某セルフ店チェーンと同じくらい。
この街には、吉牛、すき家、松屋、などもありますが
この値段なら、十分勝負出来るでしょうね。
せっかくの福島最後の夜を、うどんで終えることが
勿体無いような、明日へ続くステップのような
微妙な心持ちでございます。