ノスタルジック セルフタイマー


ノスタルジックカメラシリーズ、備品編。
今夜 ご紹介するのはこれです。

この写真を見て、その正体がわかる人は
そこそこのお年の方か、
あるいはノスタルジックカメラに詳しい方。
これは「ワルツ」というメーカーの
セルフタイマーです。
カメラが、一般家庭に広まって記念撮影に使われるようになり
セルフタイマーは、標準装備になりますが
それ以前は、セルフタイマーはオプション扱いだったのです。
使い方はと言いますと、ダイヤルを回して秒時をセットし
横のボタンを押すと、ぜんまいの力で「ジジジジジ」と逆回転。
赤い印が合うころに、レリーズバーが出てきて
シャッターが切れる、と言うものです。
実際にカメラに取り付けて見ましょう。

このように、シャッターボタンのねじにねじ込んで固定します。
このセルフタイマーの場合、15秒までの目盛りがあり
任意の秒時にセットすることが出来ます。
近頃のカメラは、LEDが点滅して
セルフタイマーのカウントダウン表示をしますが
このようなアナログ・セルフタイマーで記念撮影も
なかなかレトロなムードで、よろしいのではないでしょうか?