上海激辛


さすがに大都会。
ここ上海では世界中の料理が食べられます。
そして、案外というか案の定というか
和食の店がたくさんあります。
もしも、こちらの料理が口に合わなくても
何ら、食生活には困らないでしょう。
しかし、出張者の限定期間滞在という立場上、
出来るだけここでしか味わえない物を食したいと思うのでした。
中華料理ののれんをくぐっても、
台湾系だったり、四川系だったり、
微妙に味も、色合いも、趣きも違うので
これらを制覇するだけでも一朝一夕ではありません。
そして、今夜の店は、どうも台湾系らしいのですが・・・・・。

先ずは、前菜代わりに ピータンと冷奴。
冷奴は、すりつぶしたナッツとすり胡麻がどっさり乗って、
そこに甘口の蜜がかかっています。
これが、香ばしくて豆腐によく合う!
家でも応用できそうですよ。

そして、ピータン。。。。。
白身の部分は、琥珀のよう。
黄身の食感は、逆に白身のよう。
これも、蜜を絡めて頂きます。
まあ、ここまではよかったのですが^^

さて、次に運ばれてきたのは スペアリブ。
で!上に乗っているのは全部辛子!
この辛子を、丁寧に丁寧に払って食べるのですが
それでも、ちょっと憂鬱なくらい辛い!
でも、身はとっても美味。
美味いけど辛い。辛いけど美味い。
そのジレンマは、さらに強烈になっていきます。

次は、鳥の唐揚げ。
って、唐辛子しか見えませんが・・・・。
これも、唐辛子を避けて、
さらに十分払いながら頂きますが、
鳥はめっちゃ美味い!
どんどん口に運びたいのに、ドエライ辛さ!

罰ゲームか!?というくらい!!
でも、間違いなく美味いんです^^
これはしかし、日本で売ったら
質の悪いクレーマーに、訴えられるかも・・・^^
それほど危険なメニューですが・・・・・

一線を越えると、ある意味トリップして
口の中のパニックとは関係なく
笑顔になってしまうんです^^