タイへの道のり


約6時間ちょっとの空の旅。
真冬の日本を離れ、常夏の国タイへと向かいます。

水平飛行に入ってしばらくすると
左手に室戸岬が見えてきました。
三角にとんがっている陸地が
室戸岬ですよ。
晴れてはいるけど、冬の筋状の雲も見えています。
このあと、足摺岬をかすめながら
日本とはお別れです。

日本列島が見えなくなったら、
早くも機内食の時間。。。。
早速、タイカレーですよ。
ココナッツミルクのたっぷり入った
スパイシーなポークカレー。。。
機内は、すでにタイの香りが充満です。

今回は特別に、機内食を準備する
キッチン(と言うのかどうか)を
CAさんが案内して下さいました。

ハイ、ここが配膳室(と言うのかどうか)です。
案外広いですよ。
機内食って、どうやって温めているでしょうか?
メインディッシュだけ、オーブンに入れて
何百人分も温めていたのでは、
時間がかかって大変ですよね。

実は、メインディッシュの裏側にだけ
鉄製のシートが入っていて
いわゆる電磁調理器の仕組みで
そこだけが暖まるようになっているんだそうです。
トレーに盛りつけた状態で
この岡持ちのような箱自体が
大きなレンジとなる。。。。。
にも関わらず、
一緒に乗っているサラダやロールパンは温まらず、
メインディッシュだけが暖まるという仕掛け。。。。。

お湯は、このようなポットで沸かしています。
もちろんこれも電磁式で温めます。
コーヒーや紅茶、日本茶などは
毎回ここで淹れているんですね。
そんなこんな言っているうちに、窓の外は、
冬の雲から、夏の雲へと変わって来ましたよ。

入道雲が、そびえ立っているのが見ています。
さあ、しばらくは
日本の寒さを忘れて
こちらで、いい汗をかきたいと思います。