白いネジバナ


毎年、梅雨明け頃になると
このネジバナの事を書いています。
大体、芝生の中に群れて咲いている。

雑草のように、目立たないけれど
よくよく観察すると、なかなか面白い。
右巻きがあるかと思えば、左巻きもある。
中には、巻かずに真っ直ぐ縦に並んでいるのもあるんですよね(笑)

面白いだけではなく、清楚で美しい。
分類的には蘭の仲間ですから、
そりゃ美しいはずです。
よく見ると、小さいながらも
ちゃんと蘭の形をしています。

このネジバナは、普通はこのようなピンク色をしています。
がしかし、突然変異でごく稀に純白のネジバナがあり、
愛好家には重宝がられるということを
読んだことがありました。
それが今年、偶然、白いネジバナに巡りあったんですよ。

これがそうです。
場所は、新居浜の愛媛県科学総合博物館の前庭。
普通のネジバナが群生している所があって、
写真を撮っていたら
その中に、ポツリと立っていたのです。
もしも、博物館へ行くことがあれば
ちょっと気にして探してみてください。
その清楚な姿は、まさに一服の清涼剤です。