秋祭り始まる


いよいよわが町の秋祭りが始まりました。
絶好の祭り日和になりそうです。
昨夜は、近隣の太鼓台が5台集まって
かき比べや、餅投げなどで盛り上がりましたよ^^

私の地元、中之庄の太鼓台をご紹介しましょう。
屋号は「青龍」。
初日の夜は、このような電飾を施すのが特徴です。
少し時代を遡れば、伊予三島の太鼓台はほとんど
このような電飾をして、その華やかさを競った時代がありました。

その後、徐々に電飾の様相も変わって、
提灯を数多く飾るところや、
サーチライトで間接照明にするところなどが増えて
このような豆電球での電飾は、中之庄だけになってしまいました。
この電飾は、初日の宮入の夜だけで、
二日目からはトンボのふさ等の飾りをつけて
正装で、町内を練り歩きます。
中之庄には、子供たちの太鼓台もあります。

どうです?電飾までそっくり。
一回り小さいとは言え、これを子供達で取り回すのは大変。
愛護班や父兄の協力で、子供たちに祭りの楽しさや
また、太鼓台の伝統的な立ち居振る舞いを伝授しています。
そして、早く大きくなって大人の太鼓をかきたいなあと
夢を膨らますのであります。

こちらは、隣の町「具定」の太鼓台。
屋号は「天龍」。
最近の主流である、提灯と間接照明で飾っています。
さて、この提灯を見てください。
「天領」と書かれていますね。

江戸時代には、ここ具定町は
幕府直轄の地だったんですよ。
昔で言う「宇摩郡」は、西条藩や川之江藩に
複雑に治められていた中、具定村だけは
江戸幕府直々に治められていたんですね。

そんなこんなの、歴史にも触れながら
伊予三島地区の秋祭り。
さあ、盛り上がっていきますよ~!