「写真入門」カテゴリーアーカイブ

オリジナル切手


今年も残り少しになりました。
年賀状の準備はお済みでしょうか?
デザインでお悩みのあなたに
さりげなくオリジナリティーを出す
ちょっとした小技をご紹介しましょう。
自分で撮った写真を、切手のように細工する技です。

先ずサイトにアクセスして、切手風加工を選択します。
アップロードする写真を選択して、細かな設定をしていきます。

切手のサイズから、消印のあるなし、
フォントや背景の色まで設定できます。
越智町で撮ったコスモスで切手にチャレンジ。

工場に萌えるJeep。

同じ写真でフォントを変えて、
消印を消すと・・・・・・・

家族の写真や、ペットの写真を
さりげなく添えるのに結構使えそうでしょ?
http://k2ide.0326.biz/x000.htmlコチラからどうぞ^^


ジオラマ写真


i-Phoneのアプリにもあるようですが、
デジカメ写真をアップロードして
ジオラマ写真を造るサイトの紹介をしましょう。
http://tiltshiftmaker.com/   ←ここです
先日、塩塚高原でBBQをした時の写真。。。。

まるで、ジオラマに置いたフィギュアのようでしょう^^
このように俯瞰で撮った写真の方が
それらしく加工できますね。
これも同じ時の写真。。。。

愛車のJeepがまるでミニカーのようですね。
下は元の写真。

全然雰囲気が違うでしょう?
例えば、子供の運動会の写真とか、
我が子だけを際立たせた1枚を作ったりするのも面白いですよ。
これを利用して、家族写真をまるでジオラマのフィギュアのようにして
年賀状写真に利用するというのも、オリジナリティ発揮できますよ。
サイトはこんな画面。

ぼかさない範囲を選んで、プレビューで確認する。
出来上がったら「Get Full size」ボタンで作成して、
「Click here to download your image」で
パソコンに保存して出来上がりです。
お暇な時にお楽しみくださいませ^^


ポラドロイド


無料で楽しめる画像編集ソフトの紹介です。
写真をポラロイド写真風に変換してくれるソフトです。
サイトからダウンロードして、ソフトを起動すると
このようなポラロイドカメラが画面に表示されます。

使い方は簡単。。。
ポラロイドカメラの、フィルムの部分に
加工したい写真をドラッグアンドドロップするだけ。
このソフトは、いろいろ凝っていて
先ず、ここでフィルムが繰り出される効果音が
リアルに「じ~~~カシャ」と、出ます。
しかも、写真は本物と同じように
徐々に浮き出てくるんです。

途中で画像をクリックすると、
途中の状態を記録することができます。
完全に表示されるまでは、
本物と同じくらい3,4分かかるでしょうか。

出来上がった写真は、
色合いも本物そっくりですし、
縁どりと画像の立体感も表現されています。
さらに、縁どりの網目模様まで再現されている凝りようです。
プリントアウトして飾れば、フォトスタンドいらずで、おしゃれですよ。
http://www.poladroid.net/


年中イルミネーション


「工場萌え」という本が出て
世間では、工場写真がちょっとしたブームだそうです。
四国中央市と言えば
巨大な製紙工場群。
ちょっくら、夜の工場を撮影してみました。

今日の昼間は 黄砂が飛んできて
空は霞んでいましたが
夜になって 大分晴れてきました。
それでも若干影響が残っています。
その黄砂の霞に工場の光が映って、
まるでSF映画のようです。

この大きな5つの物体は
石炭サイロです。
発電用ボイラーの燃料です。

ちょうど今夜(2010,11,12)は、チップ船が入港していて
大型トレーラーが忙しそうに駆け巡り
生き物のようなクレーンが
チップを咥えて、吐き出す様子が見えました。

ここへ来れば、クリスマスでなくても
年中、美しいイルミネーションが鑑賞できます。
工場の光なんて・・・・
と、思うかもしれませんが
不規則で規則的な、光の配置は
偶然と必然の合作で
作家が作るデコレーションでは 味わえない
一種独特なムードがあります。

京浜工業地帯では、
夜景見学ツアーがあるそうです。
四国中央市の工場群だって
十分鑑賞に値します。
機会があれば、ぜひ見学にいらして下さい。


手作り箱カメラ


ちょっと昔・・・・・
リゾート温泉の ロビーにあるお土産売り場で発見した
昔懐かしい「手作り箱カメラ」
科学と学習の付録で、こんなのがあったような・・・。

縁あって、古いカメラを数十台所蔵しておりますが
このようなカメラは、また、ある意味レアではないですか?
コレクター魂を、違った角度から
くすぐられるのです。
早速、組み立ててみましょう。

と、言っても
ボンドで紙を張り合わせて、箱を作って
凸レンズを貼り付けて
ピントを合わせる、トレーシングペーパーを張ったら
出来上がり・・・。

単純な構成です。
この中に、感光紙を入れて
写真を撮るんです。
取り説によると、日中の光の中で
30分ほど露光するように書かれています。
つまり、今夜は実際の撮影は断念です。
また、良い天気の日を選んで
チャレンジしてみましょう。
とはいっても、カメラを覗くと
トレーシングペーパーに、うっすら像を結んでいます。

テレビのほうを向けて、覗いてみると
「鶴瓶の家族に乾杯」が写っています。
なかなか、味のある画像です。
テーブルの上にあった、今夜のおやつを映してみました。

三光堂のドーナツが、
まるで中世の静物画のようではないですか^^
これは面白い!
今度の休みが天気なら、
秋の気配をじっくり撮ってみましょうか。。。。。


ニュータイプ ゴリラポッド


さて、これは何でしょう?
と、言いたいところですが、
「ゴリラポッド」は、もう昔からあって
確かゲロッパさんも以前紹介していましたね。

ところが、この「ゴリラポッド」は ニュータイプなのです。
まず第一に、クイックシューが付きました。
それは何か?といいますと。。。。

三脚穴に、クイックシューを取り付けておけば、
ゴリラポッドに、ワンタッチで装着できるというものです。
クイックシューには、2重の安全装置が付いているから
確実にロックできるようになっています。
愛用のCOOLPIX S2000は、三脚穴が端っこに開いていて
普通のミニ三脚では 安定が悪い悪い。
ゴリラポッドなら、足を踏ん張らせて 体勢をキープできるというわけです。
そして、このニュータイプの「ゴリラポッド」
もうひとつの大きな特徴は!!!

なんと!足の先端に 強力なマグネットが装備されていて
金属にくっつくのです!
冷蔵庫や、パソコン。
公園の遊具や、あなたの車。
ガードレールや、シャッターなどなど。。。

鉄なら何でもくっつきます。
取り説によると325gまでの重さに対応しているそうです。
一眼レフでは無理ですが、
コンデジならほとんどの機種で使えそうです。


簡単レタッチ種明かし


  
先日UPした、桜並木の写真、何処ですか?
という問い合わせがありましたので
お知らせすると共に、ちょっとした秘密を暴露しましょう。
  
これが、先日UPした写真です。
右側に金生川が流れ、川沿いの道で奥行き感を出してみました。
この写真の、オリジナルがこれです。
  
よく見ると、左の奥に倉庫があります。
さらに、桜と倉庫の間に電柱があるのが見えるでしょうか?
まず、この倉庫と電柱をさりげなく切り取って
すっきりとしたバランスの構図にしてみました。
さらに、右の橋の上を見ると
電線が沢山横切っていますね。
  
これは、Picasa 3を使って、消しました。
Picasa 3の編集機能の中のレタッチと言うのを使います。
電線の辺りを拡大して、ブラシを使い
背景の空と同化させていくと、
自然な感じで、電線を消すことが出来ます。
  
ブラシの大きさを替えながら、境目が出来ないように、
空色に塗っていく感じで仕上げます。
右端の建物にも消えてもらったら、
こんなふうになりました。
  
桜の木は、5,6本ですが
道の奥行き感で 桜並木の雰囲気が出ているでしょう。
場所は、ここです。
   


テーブルフォトのススメ(ゲンさんバージョン)


先日、くーさんの所へお伺いした時に
ゲンさんの作品を、分けて頂きました。
その、作品とはP・Pバンドを 上手い具合に細工して作った
バッタとエビでした。
その出来栄えに、前々から感動していたのですが
正直言って、どう使うか と言うところで煮詰まっていたのです。
そこへ、昨日の記事に ゲンさん直々のコメントを頂き、
それをヒントに さっそく正月用の写真を撮ってみました。
使ったのは、私の携帯SH04A(ドコモ)です。

この携帯は、520万画素カメラですから
近頃の携帯の中では、そんなに良いカメラ機能ではありません。
それでも、ちょっと構図や背景を工夫すれば
それなりの写真は撮れるものです。
撮った写真を、例によってPICASA3で
雰囲気を見ながら調整すれば、こんな写真の出来上がりです。

PICASAは日本語フォントが 苦手なので
英文にしましたが、かえってお洒落になりました。
はがきソフトで、毛筆フォントでも使えば
そのまま年賀状に使えそうですね。
ゲンさんのエビが、今にもピョンと跳ねそうです!


テーブルフォトのススメ



この写真は、クリスマス前に撮影して つい先日まで、
我が家のPCのデスクトップを飾っていた自作壁紙です。
この写真のメイキングシーンがこれです。

こたつの上に、家中からクリスマスらしいものを探してきて
いろいろ並べて撮影しました。
照明用に持ってきた、電気スタンドは
実際は小物をぶら下げる用途にしか使っていません。
置き場所を、少しづつ替えながら
20ショットほど撮影しました。

そのなかで、ろうそくの光条が上手く出たのをチョイスして、
Picasa3を使って調整して行きます。

トリミングや、明るさの調整、ソフトフォーカスなどをかけて
ホンワカした雰囲気を出しました。
ここまで、製作時間15分ほどです。
手元にある小物でも、思い切って近寄ったりすると
案外 趣のある絵になりますよ。


紅葉を撮る


この季節、紅葉の名所で無くても
山々の広葉樹が、一面に色付き
「遠いとこ行かんでも、けっこいトコ よーけあるやい」
という会話が、あちらこちらで聞こえます。
しかし、この雑木林の色付きを
写真に撮って見ても、なかなか思ったような写真にならない、
と言う経験は無いでしょうか?

大体、こんな写真になります。
どうして、見た通りの色が出ないのだろう?
その答えは、大体 露出オーバーになっているからです。
何故、露出オーバーになるかと言うと
カメラは、明るさを測る時 深い赤色を暗いと判断する傾向があります。
そこで、光を多く取り入れようと絞りを開けたり
シャッター時間を長くする制御をします。
ところが実際、雑木林の葉と言うのは もみじやかえでと違って
光の反射率が高く、光を多く放っているのです。
樫やクヌギの枯れ葉を手に取って見てみると
表面に艶があり、葉の裏は白っぽい事が分かるでしょう。
露出オーバーである事と、もう一つの理由として
雑木林の木々の色付きは、所詮「枯れ葉」だという落とし穴があります。
目で見て美しいと思っているほど
実際はそんなにカラフルではないと言うことも
思った程良い色の写真が撮れないと感じる理由でもあります。
つまり、思い入れの方が強すぎると言うことです。
虹の写真なんかも、
「虹は美しい筈なのに、何故美しく写らないのか?」
それは、虹も条件によっては
それほど発色していないことが よくあります。
露出の補正で、案外簡単に色よく撮れる事もあります。

最初、空を多く取り入れた構図でシャッターを半押しして
カメラに、十分明るいぞ と勘違いさせておいて
カメラを下げて 本来の構図でシャッタを押すと
携帯でも露出補正が出来ます。
また、普通のもみじかえでを撮る時は
逆光で撮ることが、基本です。

紅葉を透かして、向こうの光を見る感じで構えると
発色の良い写真が簡単に撮れます。
ほんの一例ですが、機会があれば試して見てください。