先日より、四国中央市の三島市民会館が解体されています。
そこの工事現場に、どえらいデッカイ重機が座っているのが
バイパスから見えていますよ。
早速、取材に行って来ました(笑)
いわゆる「ユンボ」と、クローラクレーンを
足して2で割ったような姿です。
これは、コベルコ建機という会社が開発した
SK3500Dという、ビル解体機です。
SK3500Dは、幅広・低重心で安定性が高い
200tクローラクレーンの足廻りを採用し、
この他にも様々な安全装置を装備、
パワフルなエンジンや各種ブーム・アタッチメントにより、
安全かつ高性能なビル解体を実現しました。
SK3500Dは、最大作業高さ65mを実現し、
これはギネスブックに「世界最大のビル解体機」として登録もされております。
この爪で、ビルのコンクリートを砕きながら、
解体していくのです。
腕の部分は、アタッチメントでばらせるようになっていて
作業場所によって、腕を長くしたり短くしたり
また、関節を増やしたり・・・。
様々な作業形態に適応できるようになっています。
この現場でも、外されたパーツが
近くに整然と並べられていますよ。
その様子は、まさにガンダムや
トランスフォーマーに通じるものがある。
世界一の解体作業機。
めったに見られるものではありません。
この機会に、見学してみてはいかがでしょう?
バイパスの歩道橋の上から、
作業風景を見ることが出来ますよ。