社会の窓


近頃、家ではもっぱらステテコだ。
ステテコが市民権を得たお陰で、
楽チンで快適なことこの上ない。
かと言って、ステテコでお外は出かけられない。

そこで、七分のパンツを、この夏ののニューアイテムとして
導入したのでありました。
これがまた、快適そのもの。
ステテコと良い勝負するくらい。
伸縮性のある生地で、しかも立体裁断だから
どのような動きにもストレスがない。
そして、「ガゼットクロッチ」というスタイルを採用している。
なんのこっちゃ?と調べてみたら・・・

股部分にあしらわれたマチのこと。
股がゴロつかず、足を広げてもつっぱらないことから、
180度の開脚も可能となる。

ということだそうです。

メーカーは、「MOUNTAIN EQUIPMENT」
訳したら、「山の道具」。そのまんまですやん。
イギリスは、マンチェスター発の 新鋭クライマーグッズメーカーです。
先日、これを履いて高松の商店街へ お出かけしたのですが、
ふと気づけば、前のファスナーがこうなっている!

そうです。ファスナーの取っ手が下にあるんです。
と言うことは、いつからかオープンになっていたということ?
もしや、家を出た時からずっと開いていたのかも知れません。
慌てて、と言っても人混みの中でモゾモゾ出来ないから
それなりの所で、そのファスナーの頭を上へと持ち上げました。
すると、閉まったはずのファスナーが
逆に開いてしまった・・・・・・・。

よくよく見ると、実はダブルジッパーだたんです。
例えば、ツナギのファスナーとか、
パーカーのファスナーとかは、
大体がダブルジッパーですが、
まさか、この手のいわゆる社会の窓がダブルジッパーとは!!
まあ、その構造がわかれば、慌てることは無いのですが、
しかし、このジッパーを上に持ちあげて開けるという
シチュエーションは、どんな時なのか?
それが謎なのでありました。


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