京都のおみやげです。
名物「阿闍梨餅(あじゃりもち)」です。
阿闍梨というのは、仏教用語で修行を積んだ
高僧を表す言葉だそうです。
創っているのは京都の和菓子老舗店、
阿闍梨餅本舗・京菓子司「満月」というお店です。
比叡山で修行する僧に因み命名されたそうですよ。
もち粉をベースに、氷砂糖や卵などを練り込んで
独特のモチモチの皮に仕上がってます。
店の歴史は江戸後期に始まりますが
この阿闍梨餅は大正時代に発売されたそうです。
今でこそモチモチ系のお菓子が多く出回っていますが
確かにこの阿闍梨餅はその元祖と言えるでしょう。
阿闍梨餅の形は、比叡山で千日回峰修行を行う
阿闍梨がかぶる網代笠を象ったもので
厳しい修行中に餅を
]食べて飢えを凌いだことに因んでいるそうです。
手に持つと、ずっしり感がありますよ。
それもそのはず。
こんなにぎっしりあんこが詰まっています。
丹波産の、大納言小豆のつぶあんです。
薄いけどモチモチの皮と、
ずっしりだけどあっさりなあんこが
コーヒーにも抜群の相性です。
南無南無。
まんじゅう一個でこれだけ書くのは、大変っちゃあ大変だ(笑)